
災害時に停電が続くと、スマートフォンの充電すらままならなくなる——。
そんな時、実は「電動アシスト自転車のバッテリー」が頼もしい“電源”になることをご存じでしょうか。
パナソニック純正のUSB出力アダプターを使えば、バッテリーの電力をそのままスマホやライトの充電に活用できます。
普段は通勤や買い物の足として使う自転車が、いざというときには命をつなぐ非常用電源になるのです。
パナソニック電動アシスト自転車ユーザーに向けて、
災害時の電源確保に役立つUSBアダプターの特徴・使い方・注意点をわかりやすく紹介します。
「備えあれば憂いなし」——。あなたの愛車を“防災ツール”として見直すきっかけにしてみてください。
パナソニック電動アシスト自転車は、通勤や通学、買い物など、日常生活で広く皆様に愛用されています。
そのバッテリーは、通常は自転車のアシスト用モーターを駆動するための電力源ですが、災害時には貴重な電源として利用できます。
特に、長時間の停電が発生した場合、電動アシスト自転車のバッテリーを使ってスマートフォンやタブレットを充電することができれば、家族や友人との連絡を保つための重要な手段となります。

パナソニック純正のUSB出力アダプター(品番:NKU001)は、電動アシスト自転車のバッテリーに接続することで、スマホやタブレットなどを充電できるUSB電源に変換するアイテムです。
このUSB出力アダプター「NKU001」の最大の特長は利便性です。
パナソニック電動アシスト自転車バッテリーと多くの互換性が保証されています。
使用方法も非常に簡単で、バッテリーに直接接続するだけでUSBポートから電力を供給することができます。
これにより、スマートフォンやタブレット、その他USBで充電できるデバイスを簡単に充電可能です。
USB出力2ポートが搭載されているので2台同時に給電可能
16Ahバッテリーならスマートフォン(容量:約3,000mAh相当)約20回の充電が可能
(モバイルバッテリーと同等の3.6V換算した場合、約112,000mAhに相当)
バッテリーを直接家庭用の電源に変えることはできませんが、スマートフォンやLEDライト、モバイルルーターなど、USB給電の機器には十分対応できます。
停電時でも、スマートフォンの充電が確保できれば、情報収集や家族との連絡が取れます。
SNSや災害情報アプリの使用が可能になります。
バッテリーとアダプターさえあれば、山や川など電源のない場所でもスマホ充電ができます。
バッテリーとアダプターさえあれば、災害時の避難所や車中泊中のスマホ電源としても活用可能。
災害時に備えるためには、電動アシスト自転車のバッテリーも日頃からしっかりと管理しておくことが重要です。
通常使用時にバッテリーを定期的に充電し、適切な保管場所で保管することで、いざという時に備えることができます。
また、USB出力アダプターも常に自転車に搭載しておくことで、必要な時にすぐに使えるようにしておきましょう。

パナソニック電動アシスト自転車バッテリー専用のUSB出力アダプターを使用する前に、適合バッテリーの品番を確認をします。
バッテリー本体の裏面に記載されています。
例:品番 NKY580B02(16Ah)
適合バッテリーの最新情報はこちらパナソニックメーカーサイトでご確認してください。

パナソニック電動アシスト自転車用バッテリーを本体から取り外し、専用USB出力アダプターをバッテリーに装着します。
電動アシスト自転車本体からのバッテリー取り外し入れ方についてはこちらのコスナブログ記事を参照してください。
電動アシスト自転車バッテリーの外し方と取り付け方|失敗しない初心者向けガイド

バッテリー本体は残量表示面を出力アダプターはPanasonicマークを上にします。
バッテリーの取り付け部軸にUSB出力アダプターの取り付け溝を合わせてはめ込みます。

出力アダプターを斜めにした状態から下方に回転させてしっかり押し込みます。

これでバッテリー本体と出力アダプターの装着完了です。

パナソニック電動アシスト自転車用バッテリー本体にある残量確認ボタンを押して残量が十分にあるか確認します。
※バッテリー残量が1個点滅(10%以下)やエラー表示の場合は出力されないことがあります。

出力アダプターの2つあるUSB A型ポートの片側に別に用意したUSBケーブルを差し込みます。

これで簡単にパナソニック電動アシスト自転車バッテリーからスマホに給電できます。

充電が完了したら、取付時とは逆にバッテリー本体から出力アダプターを上に回転させて取り外します。
パナソニックのUSBアダプターは、ただの便利グッズではありません。
“走るバッテリー”としての自転車の新しい価値を引き出す道具です。
平時にはライトやスマホの電源として活用もでき、
そして災害時には家族の命を支える非常電源として。
電動アシスト自転車を選んだあなたの判断が、
「日常」と「もしも」をつなぐ確かな安心につながります。
今日からは、乗るだけでなく“備える自転車ライフ”を始めてみませんか。
災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、今のうちから準備しておくことが大切です。
「転ばぬ先の杖」として、このUSB出力アダプターを防災グッズにぜひ追加してみてはいかがでしょうか?
※USB出力アダプター購入前に必ず適合バッテリーの確認をお忘れなく。
あと、「端子カバー」これもあると便利なアイテムですよ。
端子カバーについては、こちらのコスナブログ記事で紹介していますので参照してください。
電動アシスト自転車用「端子カバー」で端子部分のホコリや汚れから守る
