この記事は、2025年6月22日に追記・更新しました。
「【初心者向け】チェーン脱落の原因と対策|チェーンキャッチャーでトラブル防止!」について反映しています。
クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクを始めたばかりの方で、「変速時にチェーンが外れてしまった」「フロントギアの内側にチェーンが落ちてしまい、立ち往生した」という経験はありませんか?
そのような悩みを抱える方におすすめなのが「チェーンキャッチャー」。この記事では、チェーン脱落の原因から、チェーンキャッチャーの役割、選び方や取り付け方法まで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。
チェーン脱落は、初心者が最も戸惑いやすいトラブルの一つです。まずは、その原因と起こりうるリスクを理解しておきましょう。
チェーン脱落は、主に次のような原因で発生します。
チェーン脱落の予防には、「チェーンキャッチャー」の装着が非常に効果的です。このパーツがどのように働くのかを知りましょう。
チェーンキャッチャーとは、フロントディレイラーの内側、チェーンリング近くに取り付ける小さなガイドパーツです。変速時にチェーンがインナーリングから内側に落ちないよう、物理的にガードします。
初心者の方は変速操作に慣れておらず、特にインナーに落とすときにチェーン脱落を起こしやすい傾向があります。チェーンキャッチャーがあれば、脱落のリスクを限りなく減らせるため、トラブルを未然に防げます。
数あるチェーンキャッチャーの中から、どのようにして自分に合ったものを選べばよいのか。そのポイントをご紹介します。
チェーンキャッチャーは自分でも取り付け可能ですが、確実に効果を発揮させるには、正しい手順や調整が欠かせません。
今主流のコンパクトドライブは、フロントアウターギヤ50Tとフロントインナーギア34Tの仕様が多くアウターギヤとインナーギヤの歯数差が16Tと多きくあります。
そのため、アウターからインナーギヤへの変速時のタイミングが悪いと場合によってチェーンがインナーギヤにかからずに、フレーム側の方へ落ちてしまいチェーンが脱落してしまう場合があります。
そのチェーン脱落を防止するアイテムが「チェーンキャッチャー」です。
フロントのアウターからインナーへギヤを変速した場合、このチェーンキャッチャーがあると、万一チェーンがバタつきインナーギヤから一瞬外れたとしても、これがあればフレーム側への脱落を防いでくれます。
GP SW-AQ-111チェーンキャッチャー
サイズは、フレームパイプ径28.6㎜、31.8㎜、34.9㎜と3種類あります。
自転車モデルによっては、フレームパイプ形状が異形なモデルでフロントディレイラーが直付け仕様などの時は、チェーンキャッチャーも直付けタイプを使用します。
画像で使用している商品は、世界最高水準のCNC技術を誇る超軽量パーツブランドKCNC(ケーシーエヌシー)チェーンキャッチャーロード
もしライド中にチェーンが外れてしまったら、落ち着いて対処しましょう。基本的な応急処置と、再発防止のための工夫を紹介します。
Q1. チェーンキャッチャーは本当に必要ですか?
A. チェーン脱落の経験がある方、または大切なフレームを守りたい方には必須とも言えるアイテムです。
Q2. 自分で取り付けできますか?
A. 調整に慣れている方であれば可能ですが、初心者はショップでの取り付けがおすすめです。
Q3. チェーンが外れる原因が他にもあるのでは?
A. はい。チェーンの伸びやディレイラーの不具合なども関係しますので、総合的な点検をおすすめします。
チェーンキャッチャーは、クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイク初心者が安心してライドを楽しむための心強い味方です。ちょっとしたパーツながら、脱落によるストレスやフレームの損傷を防いでくれる効果は絶大です。
バイクトラブルの予防として、ぜひこの機会に導入をご検討ください。
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