電動アシスト自転車・一般自転車のモデルによっては標準装備されているリヤキャリア(荷台)。お子様を後ろに乗せるためのチャイルドシートを取り付けていたり、少し大きな買い物をした時にリヤキャリヤに荷物を積んだりと毎日の生活に役立っているかと思います。
そのリヤキャリヤですが、使われている自転車によって「リヤキャリヤの最大積載量が違う!」って知ってましたか!?
もし、それを知らずに誤って使用しているととても危険ですので、先ずはあなたの愛車に付いていますリヤキャリヤの最大積載量を確認してください。
リヤキャリヤ本体上部にシールで「クラス27」とか「クラス18」など表示されているか、もしくは刻印で数字が入っています。
この画像のリヤキャリヤは「クラス27」となっていますので、最大積載量27kgになります。
また、「幼児用座席取り付け可」とも記載されていますので、リヤチャイルドシートも必要に応じて後から取り付けることも可能です。
参考までに、パイプもかなり太く丈夫にできているステンレス製リヤキャリヤが付いている画像のモデルは、一般自転車国内生産モデルのパナソニック「シナモンJPツインロック」です。
この画像のリヤキャリヤは「クラス18」となっていますので、最大積載量18kgになります。
軽量のために使用するアルミリヤキャリヤ等に多いのが「クラス18」です。またモデルによりステンレスリヤキャリヤでも「クラス18」があります。
注意点として、この「クラス18」は、リヤキャリア記載のように「幼児座席取り付け不可」となります。
最近はハイバック仕様のリヤチャイルドシートが主流ですので、それにあわせリヤキャリヤ適合のクラスは「クラス27」になります。チャイルドシートの質量とお子様の体重合計で最大積載量27kgまでとなります。
「クラス18」のリヤキャリヤにはリヤチャイルドシートは取り付けできませんのでご注意願います。
今、自転車に付いているリヤキャリヤが「クラス18」なのを「クラス27」に替えてクラスアップすればリヤチャイルドシートを取り付けても大丈夫でしょう!と思っているのならそれは大変危険です!
リヤキャリヤの「クラス18」装着自転車は、自転車本体もそれに合わせて設計されていますので、クラスアップして「クラス27」最大積載量27kgを取り付けたとしたら自転車本体の強度問題もあり危険ですので絶対に行わないでください。
これからは、自転車本体とリヤキャリヤ最大積載量も確認のうえ安心・安全に乗車してください。