小田原の自転車専門店

約20年前のロードバイク! フルオーバーホール作業

約20年前のロードバイク フルオーバーホール依頼

約20年前のロードバイクのご依頼!

約20年前コスナサイクルにてパナソニックオーダーシステムでご購入いただきましたI様より、長い間眠っていたロードバイクをまた乗りたいとの事でフルオーバーホールのご依頼をいただきました。

 

作業前の各部チェック

20年前のロードバイク フルオーバーホール前作業台にセット

約20年前のロードバイクと再会です!懐かしいです!それでは、フルオーバーホール前の各部チェック作業をしていきます。

20年前のロードバイク フルオーバーホール前のギアクランク汚れ

ギアクランク周りは、汚れとホコリがビッシリですね!

20年前のロードバイク フルオーバーホール前のリアディレイラー汚れ

リアディレイラーもかなり汚れが酷いです!

20年前のロードバイク フルオーバーホール前のカセットスプロケット汚れ

カセットスプロケットも汚れとホコリで凄いですね!

20年前のロードバイク フルオーバーホール前のリアブレーキアーチの汚れ

ブレーキアーチも汚れて光沢が無いですね!

20年前のロードバイク フルオーバーホール前のフレーム汚れ

フレーム本体も汚れの層が全体的に!

20年前ロードバイク フルオーバーホール前のフロントハブ汚れ

フロントホイール周りもかなり汚れが酷いですね!ハブの光沢がくすんでまったく無いですね。

 

先ずは洗車作業

20年前のロードバイク 洗車作業

自転車全体の汚れを大まかに落とすため、洗車作業でスタートです。

このトリエコーVは樹液を原料としていますので素材を傷めませんので安心です。

洗車には、もちろん店長愛用の「トリエコーV」を使用。

トリエコーVについてはブログ記事店長愛用の手荒れから解放され!油汚れもスッキリ落ちるトリエコーVを参照してください。

 

各部品取り外し作業

20年前のロードバイク 部品全部取り外しブレームだけに

洗車後は、水分を拭き取り、作業台にセットして、各部品をフレームから全て取り外して、いよいよオーバーホール作業に入ります。

 

オーバーホール作業

20年前のロードバイク 洗浄前のハブ

フロントハブを分解して汚れを落としていきます。後輪のフリーハブも同じく分解します。

20年前のロードバイク 分解ベアリング汚れ

フロントハブのシャフトとベアリングの汚れを落としていきます。フリーハブも同じく。

20年前のロードバイク ギアクランク分解

ギアクランクも全て分解して、洗浄していきます。

20年前のロードバイク フロントディレイラー リアディレイラー分解

変速部のフロントディレイラー・リアディレイラーも洗浄作業を

20年前のロードバイク 前後ブレーキ本体分解

前後ブレーキアーチも分解して洗浄作業を行います。

各部品それぞれ細かな所までの洗浄、汚れ落し等を手作業で行いますので時間もかかります。

 

ハブ内部の部品洗浄後

20年前のロードバイク 洗浄後の分解ベアリング

ベアリング、ハブ軸シャフト等洗浄して汚れもキレイに落ちました。

20年前のロードバイク 洗浄グリスアップ後のハブ

ハブ内部の洗浄後きベアリングを1つ1つ収めてグリスアップします。

20年前のロードバイク 洗浄グリスアップしたフリーハブ

フリーハブも分解洗浄して、グリスアップ作業を行います。

 

オーバーホール作業後

20年前のロードバイクフルオーバーホール後のギアクランク

分解洗浄してアルミ部のくすんでいた光沢も磨き、ピッカピカに光沢が蘇りました!

20年前のロードバイク フルオーバーホール後のリアディレイラー

リアディレイラーの頑固な汚れも細かな部分まで洗浄してアルミ部の光沢が出るまで磨きピカピカに輝くようになりました。

20年前のロードバイク フルオーバーホール後のカセットスプロケット

カセットスプロケットは、ホコリと汚れが交じり合っていましたが、9枚ある歯車を1枚1枚全てバラシていくつかの工程を行い歯車のアルミスペーサーも1枚1枚手作業でアルミの光沢を出すため磨き、キレイにして再組立をしてピカピカになりました。まるで新品のように!

20年前のロードバイク フルオーバーホール後のリアハブ

後輪フリーハブもしっかり汚れを落とし、アルミの光沢が蘇りました。もちろんスポーク1本1本も磨ききれいにしています。

20年前のロードバイク フルオーバーホール後のリアブレーキ

ブレーキアーチもアルミがくすみ光沢が消えていましたが、手作業で磨きご覧の通りピカピカに光沢が蘇りました。

20年前のロードバイク フルオーバーホール後のフロントハブ

フロントハブ周りも汚れていたのが嘘のようにピッカピカ!に新品の輝きに戻りました!

20年前のロードバイク フルオーバーホール後の光沢が蘇ったハンドルステム

ハンドルステムもアルミくすみをとるために磨き光沢を取り戻しました!

 

フルバーホール作業終了!

20年前のロードバイク フルオーバーホール作業完了

最後にワコーズバリアスコートで、ガラスコーティングを施しフルオーバーホール作業全て終了です。

プロも愛用自転車ケミカル艶出しには、この2本

約20年前のロードバイクが再び蘇りました!!

 

その他

以前のブログ記事も参照してください。

ロードバイクのオーバーホール作業の紹介

サイクルクリーニングでピッカピカ!「マウンテンバイク編」

 

まとめ

あなたの眠っている愛車でまた自転車生活を始めるのも良いですよね!

コスナサイクルがそのお手伝いをさせていただきます。

今回ご依頼いただきました、I様ありがとうございました。

 

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。