小田原の自転車専門店

作業用一輪車(ネコ)パンク修理の依頼

作業用一輪車(ネコ)パンク修理依頼

作業用一輪車(ネコ)の修理依頼

工事現場や農作業などで使用される作業用一輪車は、猫車又は「ネコ」とも呼ぼれています。

今回、農作業で使用されています一輪車年季が入ってますね!

お客様ご自身で一輪車本体からホイールを外し持ち込みでの修理依頼です。

もちろん、作業用一輪車をそのままお持ち頂いても対応できますのでご心配なく。

 

一輪車ボルト&ナット外し作業

作業用一輪車(ネコ)レンチ工具でネジの供回りをおさえる

作業用一輪車(ネコ)のパンク修理作業の場合、ホイールを左右から挟み込ボルト&ナット5ヶ所で固定されています。

先ずは、このボルトを緩める作業から開始します。

こちら側のボルトサイズ12㎜をレンチ工具でおさえます。

作業用一輪車(ネコ)ブックスレンチでネジ緩める

反対側のナット14㎜サイズにあうボックスレンチ工具を使いナットを緩めていきます。

作業用一輪車(ネコ)ホイール固定ネジ外す

ホイール5ヶ所のボルト・左右のワッシャ・ナット全てを取り外します。

 

一輪車左右ホイール分離作業

作業用一輪車(ネコ)軸ナットの片側緩める

一輪車の車軸片側のホイール固定用ナット、ワッシャー、シャフト固定用ナットの順で外します。

作業用一輪車(ネコ)シャフトを引き抜く

片側のホイールを取り外します。

作業用一輪車(ネコ)ホイールバラシ

これで、左右のホイール分離とタイヤの取外し作業ができました。

 

一輪車パンク修理作業

作業用一輪車(ネコ)タイヤ内側からチューブ出す

一輪車タイヤ内側からチューブを引き出し、後は自転車のパンク修理作業と同じように修理します。

作業用一輪車(ネコ)タイヤ内側の異物確認作業

タイヤ外側はもちろん、タイヤ内側にも異物等が刺さっていないか確認します。

ケガをしないように注意してください。

 

一輪車ホイール組付け作業

作業用一輪車(ネコ)ホイール左右を合わせる

パンク修理作業が終わりましたら、タイヤ内側へチューブを入れます。

ワンポイントアドバイス
少しチューブに空気を入れて膨らませておくとチューブがホイールの隙間に噛むのを防ぎます。

左右ホイールのネジ穴の位置を合わせます。

作業用一輪車(ネコ)ホイール固定ネジ仮止め

ホイール5ヶ所の穴にボルト・ワッシャー・ナットで仮固定します。

作業用一輪車(ネコ)固定ネジを締める

ナットをレンチ工具で本締めして固定します。

この時反対側のボルトが「ともまわり」しないようにレンチ工具で押さえておきます。

ワンポイントアドバイス
ネジは対角線上に数回に分けて順番に締めることにより緩みにくくなります。

 

一輪車パンク修理完了

作業用一輪車(ネコ)パンク修理完了

最後に空気を補充して作業用一輪車(ネコ)のパンク修理作業完了です。

 

まとめ

小田原エリアでは農作業で使用される方も多く、作業用一輪車(ネコ)の修理依頼も時々あります。

タイヤチューブ交換等にも対応可能ですのでお気軽にお持ちください。

 

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。