
この記事は、2026年1月に更新しました。
小網神社を知ったきっかけは、数年前に知人から勧められたことでした。
都内でも強運厄除で知られる神社だと聞き、最初は半信半疑だったことを覚えています。
それ以来、私は毎年1月の中旬に、前年に授かったお守りの返納と新しいお守りの購入、そして初詣を兼ねて小網神社を参拝しています。
参拝当日は毎回かなりの人出で、境内に入ってお参りするまでに約1時間ほど並びます。
さらにお守りを授かるために、別の列に並んで40分ほど待つのが恒例です。
正直に言えば、決して気軽な参拝ではありません。
それでも毎年この時期に足を運び続けているのは、強運厄除や金運といった言葉以上に、ここでしか得られない「区切り」の感覚があるからです。
私が小網神社に通うようになったのは、強い願い事があったからというよりも、一年の始まりにきちんと神様へご挨拶をしたいと思ったからです。
前年のお守りを返納し、新しい一年を迎える節目として参拝することが、いつの間にか自分の中で定着しました。
参拝当日は、神様に対して失礼のないよう、服装にも気を配っています。
極端にラフな服装は避け、ジャケットにネクタイを締めたスタイルで参拝するようにしています。
靴もスニーカーではなく、全体の装いに合わせて革靴を選びます。
1月は寒さが厳しいため、コートとマフラーは着用しますが、あくまで「きちんとした装い」を意識しています。
神社参拝に特別な正装が必要だとは思っていません。
ただ、一年の区切りとして神様に向き合う場だからこそ、自分自身の気持ちを整える意味でも、服装を通じて姿勢を正えています。

小網神社は文正元年(西暦1466年)に創建され、強運厄除、金運のご利益があることでも有名で、また厄を祓うだけでなく、運を好転させる力があると信じられ、都内屈指のパワースポットとして多くの参拝者が訪れています。
近年はテレビ番組やメディアで開運スポットとして取り上げられる機会も増え、その影響もあって参拝者の数は年々増加している印象です。
平日であっても行列ができることが珍しくなく、特に1月は覚悟が必要な神社と言えるでしょう。
境内に入る前、この鳥居をくぐると自然と背筋が伸びます。
都心にありながら、ここから先は空気が変わるように感じられるのも、小網神社らしさの一つです。
小網神社には、
「神倉稲魂神(うがのみたまのかみ)お稲荷大神」
「市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)弁財天」
「福禄寿(ふくろくじゅ)」の三御祭神が祀られています。
商売繁盛のお稲荷さん、財運の弁財天、財宝・長寿の神である福禄寿の三御祭神が祀られています。
第二次世界大戦の際に小網神社の御守を受けた兵士が全員生還されたことや また、昭和20年3月10日の東京大空襲の際は、社殿を含む境内建物は奇跡的に戦災を免れています。
このことから「強運厄除」の神様として崇めらています。
社殿の左前にはある「市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)の像」と「銭洗いの井」で、この井で金銭を清めて財布に収めておくと財運を授かるとされており、「東京銭洗い弁天」としても知られています。
鳥居をくぐると左側に福禄寿(ふくろくじゅ)様の御像があります。
「健康長寿」、「福徳」、「人徳」、「財徳」などあらゆる「徳」を授ける神様として日本橋七福神めぐりの一社でもあります。
本殿参拝の後にこちらの「福禄寿像」の頭を撫でてご利益をもらうのも忘れないようにしましょう。
小網神社のご利益について、劇的な出来事が起きたとは感じていません。
しかし、参拝を続ける中で、不思議と物事の流れが整っていくような感覚を持つようになりました。
大きな不運に見舞われにくくなったり、判断に迷ったときに落ち着いて選択できたりと、目立たない変化が積み重なっている印象です。
私にとっての強運厄除とは、運を引き寄せるというよりも、余計なものを削ぎ落としてもらう感覚に近いものだと感じています。

参拝後に授かったのが、強運厄除のお守りと黄色のまゆみくじです。
この2つは、毎年欠かさず選んでいる授与品でもあります。

表面には力強い文字が記されており、身に着けているだけで気持ちが引き締まります。
私は常に持ち歩くお守りとして、この龍守を選んでいます。

裏面には龍の姿が描かれています。
細かな刺繍からも、お守りとしての重みや丁寧さが伝わってきます。

小網神社のまゆ玉おみくじは、1本の糸で紡がれた本物のまゆ玉の中におみくじが入っています。
まゆみくじは、おみくじを引いたあとに残る「まゆ玉」も大切に持ち帰ります。
私は一年の商売繁盛を願い、店内の縁起の良い方角の高い場所に貼り付けています。
まゆみくじを購入したら、その場でおみくじを読み、今年一年の生活の指針として内容を確認します。
その後、社殿にあるおみくじかけに結ぶことで「神様とのご縁を結ぶ」といわれていますので、私もしっかり結んで帰ります。
おみくじが入っていた「まゆ玉」はそのまま持ち帰り、今年一年の商売繁盛を願って、
店舗内の縁起の良い方角の高い場所に貼り付けています。
これは毎年続けている、自分なりの習慣です。
これらのお守りは、何かを保証してくれる存在というよりも、自分自身の意識を整え、日々を丁寧に過ごすための支えになっています。
1月中旬の小網神社は、想像以上に混雑します。
私の体感では、境内に入り参拝するまでにおよそ45分ほど並びます。
参拝後、お守りを授かるためには別の列に並ぶ必要があり、こちらも25分前後かかることが多いです。
年々参拝者が増えている印象があり、以前よりも行列が長くなっていると感じています。
短時間で参拝を済ませたい方には、正直に言ってあまり向いていない時期かもしれません。
小網神社が混雑する理由は、単に立地が良いからではありません。
実際に参拝を続けて感じるのは、「目的を持って訪れる人が多い神社」だということです。
これらが重なり、特に1月は参拝者が集中します。
小網神社のお守りは、「強運魔除」「財運向上・商売繁盛」「交通安全」「学芸向上」「健康」など、約40種類ほどあります。
1月の参拝時は授与所も非常に混雑しており、列に並びながらゆっくり選ぶ余裕はあまりありません。
そのため、事前に小網神社の公式ホームページにある「授与品一覧」を確認しておくと、
予算感も含めて当日スムーズにお守りを授かることができます。
また、各お守りには番号が振られているため、あらかじめ番号を覚えておくと購入間違いを防ぐことができると思います。
なお、事前に授与品を確認していても、行列に並んでいるうちに
「どのお守りにするか迷ってしまった」
「番号を忘れてしまった」
という方もいるかもしれません。
その点は安心してください。
授与所へ向かう行列の途中には、公式ホームページと同じ内容の
**「お守りの一覧リストが掲示された看板」**が設置されています。
並んでいる間に、もう一度お守りの種類や番号を確認することができるため、
慌てずに落ち着いて選ぶことができます。
初めて参拝される方にとっても、配慮が行き届いていると感じました。
A. 1月が最も混雑しますが、平日であっても行列ができることがあります。
時期をずらすと比較的落ち着いて参拝できる場合もあります。
A. 参拝の列とは別に並ぶ必要があり、1月中旬では20〜30分程度かかることが多いです。
A. 個人差はあると思いますが、私は気持ちや行動が整う感覚を得ています。
信仰として向き合う姿勢が大切だと感じています。
A. 行列を覚悟すれば問題ありません。
時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
行列ができ、寒い中で長時間並ぶこともあります。
小網神社は、決して気軽に立ち寄れる神社ではありません。
それでも毎年1月になると、前年のお守りを返納し、新たなお守りを授かるために足を運んでいます。
それは願いを叶えてもらうためというよりも、一年を終え、新しい一年を迎えるための区切りとしての参拝です。
強運厄除や金運という言葉に惹かれて訪れる人も多い神社ですが、実際に通い続けて感じるのは、自分自身の向き合い方を整える場所だということでした。
そうした気持ちで参拝できる人にとって、小網神社は毎年訪れる意味のある神社なのだと思います。
住所は東京都中央区日本橋小網町16-23
