一般自転車に付いています後サークル錠(リング錠)ですが、皆さんの中には、「アレッ?」どうも最近後リング錠のかかりが悪いな!と感じたことあるんじゃないですか?
毎日使っている自転車ですので、雨風にもさらされると思います。
また、後リング錠の経年劣化や湿気などの影響等でサビが発生します。
そういった一連の影響が積み重なり後サークル錠(リング錠)のシリンダーの動きが悪くなっていきます。
そのまま放置していたら、後リング錠のシリンダー部分が動かなくなり最悪は本体交換となってしまいます。
動きが悪いシリンダー部分を先ずは洗浄します。
当店が使っているのは速乾性ブレーキ&パーツクリーナーのワコーズBC-9です。
こちらは大容量で噴射力もあるので便利です。
次に、高性能浸透潤滑剤ワコーズ「ラスペネC」をシリンダー部分にスプレーします。
ワコーズ・ラスペネCは、プロ仕様の浸透潤滑剤で容量も多いです。
ラスペネCをコンパクトにした「ラスペネミニ」もあります。
これを「シュッ!」と動きの悪い箇所へ差します。
注意点として、
鍵穴には潤滑剤を差さないようにしてください。
潤滑剤の油膜でホコリ等が逆に付着しやすくなってしまいます。
カギ穴専用のスプレーが発売されていますので、そちらをおすすめします。
スプレーの後は、動きの悪かったシリンダー部分を上下に何度か動かします。
後リング錠をロックしたら一度カギを回して開錠する動作を何度か繰り返します。
潤滑剤が浸透してスムーズにシリンダーが動けば大丈夫です。
もし、この作業をしても改善しない時は、後リング錠を新しく交換してください。
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後リング錠の開閉の動きが少しでも重くなったりしたら早めに対処して改善してください。