自転車もお肌と同じように潤いが必要です。
肌が乾燥するとカサカサになるように、自転車も潤滑がなくなるとチェーンですと「キュルキュル」と異音がして摩擦抵抗が増え変速に支障がでてきます。
また、各部品の可動部にも定期的な潤滑を行う事で変速性能のレスポンスの良さを維持してくれます。
自転車潤滑用ケミカル商品と言っても多くの種類があります。
自転車用潤滑剤とチェーンオイルを選ぶのに、もしあなたがどれを購入しようか迷っているのなら、店長おすすめなのがこの2本WAKO’S(ワコーズ)ラスペネミニとチェーンルブです。
WAKO’S(ワコーズ)商品の中で自転車ケミカル潤滑用で最初の1本としておすすめしていますのがラスぺミニです。
ワコーズ・ラスペネミニはフッ素樹脂配合の浸透・潤滑・防錆・水置換と色々と役立つ頼りになる1本です。
浸透・潤滑に、ネジが錆てなかなか動かない事ありませんか?
そんな時は、「シュー」とネジの隙間にスプレーして潤滑剤を浸透させれば摩擦力が低減して緩みやすくなります。また各部部品の潤滑にも最適!
防錆に、ネジの頭など錆が気になる箇所にスプレーしておけば防錆にも役立ちます。
水置換に、水で濡れている状態の塗布面でも、塗布面と水の間に浸透し、水置換(水と置き換わる)して効果を発揮します。
折り畳み式のノズル付で特殊バルブ採用なので360度どの傾きでも噴射可能です。
チェーンの潤滑に、この時のワンポイントアドバイスとしてスプレーする時はチェーンの内側に行います。
そうする事で潤滑剤がギヤの隙間にも浸透して摩擦力を低減してくれます。
ロードバイクやクロスバイクなどのフロントディレイラー変速機の可動部に少量をスプレーしてスムーズな動きを維持します。
リアディレイラー変速機の内側にあるスプリングバネ(ちょっと分かりずらいですが)にも定期的に潤滑しておくと良いですよ。
汗などがポタポタ垂れてネジの頭が錆た嫌な経験ありませんか?
これからは、潤滑剤を綿棒などにスプレーしてからネジの頭を拭けば油膜ができ防錆効果にもなります。
その他気になるネジ部の頭に塗布すると同じく防錆効果になります。
WAKO’S(ワコーズ)チェーンルブは、ハーフウエットタイプのチェーン用防錆潤滑剤です。価格¥1,600(税抜き)
フッ素樹脂配合の浸透性チェーン用防錆潤滑剤です。
ハーフウエットタイプなので、チェーンにスプレーしても飛散しにくく、塗布後の拭き取り具合で油膜を調整できます。
低フリクションで水置換性を有しているので、水分・湿気と油が置き換わり防錆皮膜を形成します。
チェーンの内側にスプレーして潤滑させます。この時ペダルを何回に分けて回してチェーン全体に浸透させます。
ここからがワンポイントアドバイス、チェーンルブをスプレー後できました約10分くらいそのままにしてスプレー後の余分なガスを飛ばします。
その後余分な油膜は軽く拭き取りますが、油膜の調整は好みにより拭き取り具合で変えてください。
チェーンなどは雨などの走行後そのままの状態にしておきますと、サビの発生につながります。
できましたら直ぐに掃除をして潤滑してください。
その他ブレーキワイヤーケーブルや変速ワイヤーケーブルなど内蔵式でない場合も浸透させておけば防錆効果にもなります。
今回紹介したこの2本を上手に使い分けてセルフメンテンナンスの潤滑作業を行ってください。