BAAマークとは?
安価な自転車の中には、品質が低いモデルもあり故障や事故等のトラブルの原因にもなりかねません。
そのため安全・安心の自転車の自主基準として、一般社団法人「自転車協会」がBAAを制定。
BAAとは、BICYCLLE ASSOCIATION(JAPAN) APPROVEDの頭文字をとって「BAA」としました。
そのBAA安全基準に適合した自転車に貼付されますのが「BAAマーク」で自転車協会の認証マークでもあります。
BAAマークの安全基準
BAAマークが貼付された自転車は、約90項目の検査を受け、すべてに合格しています。
例えば
- 制動性能が高くしっかり止まる
前ブレーキ・後ブレーキを個別に判定し、晴天や雨天時においても安全に円滑に停止できるか検査しています。 - 安全にライトがつけられる
暗くなると自動点灯する「オートライト」や手元レバーの操作でライトを点灯させる「手元操作ライト」どちらかの装備が義務付けられています。 - 丈夫でこわれにくい
何万回も大きな力を自転車車体にかけて、折れたり、曲がったりしないか厳しくチェックします。 - 車のライトに反射する
自転車のリフレクタの反射性能、位置、角度、色もしっかり検査しています。
また、BAAマークが貼付された自転車は、さらに環境負荷物質使用削減を基準に取り入れ環境に配慮した製品を目指しています。
貼付された自転車
例:パナソニック電動アシスト自転車は全てに「BAAマーク」がこのように貼付されています。
BAA小冊子
BAAの小冊子を店内に置いてありますので、ご自由にお持ちください。
BAAポスター
詳しくはこちら、一般社団法人 自転車協会BAA公式サイト
まとめ
通勤通学等で自転車購入の際は、安心安全の基準として「BAAマーク」の貼付された自転車をおすすめします。
投稿者プロフィール
- 小砂恵三コスナサイクル店長
- 宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。