自転車のパンクの原因は、なにも何かが刺さったことによるパンクが原因とは限りません!?
空気をポンプで一生懸命入れるのに、自転車バルブ口金付近から「ス~ス~」と音がするだけで一向に自転車のタイヤに空気が入っていかないそんな経験ありませんか?
そう!
以外と多いパンクの原因のひとつに、自転車虫ゴム劣化による空気抜けがあります。
一般的な自転車バルブ口金セットです。
この中で真ん中の細長い金具が重要な役目をします。
よく見ますと、金具の下に穴が空いてますよね!
この穴を塞ぐ役目で大切なのが虫ゴムになります。
バルブ虫ゴムで金具の穴を塞いでいると、自転車ポンプで空気を入れるとエアが入り、この中の虫ゴムが膨らみ金具の穴からエアがチューブの中へ入っていき膨らんでいきます。
エアを入れてない時は、金具の穴を虫ゴムが塞いでいますので空気漏れがしない、このような構造になっています。
正しい自転車への空気の入れ方 一般自転車編も参照してください。
自転車用虫ゴムが劣化しますとこのように切れたりします。
これでは、いくら空気入れで空気を入れても口金付近からエア漏れの音がするだけで自転車には空気は入りません。
また、この虫ゴムにも色々ありまして、自転車専門店が取り扱う虫ゴムと安価に販売されている虫ゴムの中には、当然ゴム質も違いますし、ゴム自体の厚みも違ってきます。
自転車虫ゴム交換は、簡単で先程の金具に虫ゴムを差し込むだけなのですが、
虫ゴム交換をされた方の中には、
いざ、虫ゴムを金具に差し込もうと思うとなかなかゴムが入っていかない経験ありませんでしたか?
力任せにそのまま金具に虫ゴムを差し込もうと思っても、摩擦抵抗が大きすぎて入らず指が痛くなるだけですよ!
そこで、おすすめの方法がこちら、
バルブ金具と虫ゴムを水にほんの数秒浸すだけで、これにより摩擦抵抗が少なくなり金具に虫ゴムが入れやすくなります。是非お試しを。
このように指も痛めず、虫ゴムが金具にしっかり被さりました。
自転車虫ゴムの金具への差込での注意時点があります。
この画像をよ~く見比べて見てください!?わかりますか?
上のバルブにはきちんと虫ゴムが被さってますが、
下のバルブには中途半端に虫ゴムが被さっています。
このようにバルブ金具の奥までしっかり被さっていませんと、せっかく虫ゴムを交換したのにエアを入れた途端、虫ゴムが外れてしまう可能性があります。
この画像のバルブ金具は、虫ゴムを使用しない一体型となっています。そのままご利用ください。
強引に虫ゴム等を被せないようにしてください。
また、このタイプのものは、ゴムパッキンが劣化等によりダメになり使用できなくなると、新しく金具ごとセットでの交換になります。
自転車虫ゴムも定期的に交換することで、エア漏れも未然に防ぐことが出来ます。
自転車の空気が微妙な感じで減ってしまう時は、この虫ゴムが原因の可能性が高いですので、一度金具を取り外して虫ゴムの確認をしてください。
こちらのコスナブログ記事も参照してください。