自転車のパンク嫌ですよね!
突然走っていたら「プシュー!」と空気が抜けたり、会社に行く時は何でもなかったのに帰宅しようとしたら空気が抜けていたりとか、直ぐには抜けずに徐々に空気が抜けてパンクしていたりとその原因はいろいろあります。
パンク修理をしていて、お客様に自転車パンクの原因をお伝えすると、「エッ!どうしてわかるんですか!?」とビックリされる方もいますが、プロが見ればパンクの穴の開き方でパンクの原因も概ね分かります。
これさえ覚えれば自転車パンクの軽減につながる「自転車パンク原因5つ」について説明します。
画像のように自転車チューブに2ヶ所ハの字のように穴が開いている場合は、段差、縁石などを速度を落とさずそのまま乗り降りすると「ゴツン!」と衝撃が起きその時、自転車リムにタイヤが凹み2ヶ所穴が開いてしまいます。
この段差等によるパンクの原因かなり多いです!
何か刺さってパンクをしたわけでないので、乗り方さえ気を付けてもらえば未然に防げるパンクですので、もし段差や縁石等を乗り降りしなければならない時は、速度を十分に落として更に体重移動を上手くすれば防げます。
但し、高低差がかなりある場合は、一旦自転車から降りて移動してください。
この画像は、画びょうが刺さったまま乗車して「ブツブツ」に穴が何か所も開いてしまってます。
こうなるとチューブ交換になります。
このように画びょうが刺さっての自転車パンクのケースでよくあるのが、お客様が画びょうが刺さったままの状態でお持ちいただくことです。
エッ!画びょうタイヤに刺さったままじゃいけないの? 画びょうを抜くと空気が抜けちゃうんですけど・・・
もちろんこれはアウトです!
画びょうを抜くと空気が抜けるから抜かないでと思われての行動とパンクの箇所が分かりやすくと思われての行動だと思いますが、それが逆にチューブを「ブツブツ」にしてしまいより酷くなる原因にもなります。
画びょうが刺さりっぱなしですと中のチューブが少しずつズレて穴が何か所も開いてしまいます。
もし、タイヤ表面を確認して画びょう等が刺さっているのに気が付きましらケガをしないように気を付けて抜いて自転車を押してお持ちください。
金属片、ガラス片、針金、枝のトゲ等が刺さってしまってのパンクの原因
空気の定期的な補充も無く、そのままの状態で乗車していますと、バルブ口金が斜めに傾いた状態になりタイヤの中でチューブがこのようにズレてパンクの原因になります。
空気補充の不足によるパンクの原因もかなり多くありますね!
自転車パンク原因のひとつは空気圧不足!?でも詳しく説明していますので参照してください。
空気の補充については、正しい自転車への空気の入れ方 一般自転車編を参照してください。
タイヤの消耗による劣化でタイヤの内側がヤスリ目のようになってしまい、チューブが全体にわたりブツブツになってしまうことによるパンクの原因です。
バルブ口金の虫ゴムが劣化して切れてしまいエアが入らずパンクになる原因です。
虫ゴム交換は、簡単!自転車虫ゴム交換方法を参照してください。
パンクの穴の開き方をプロが見れば、パンクの原因が分かるのもそうですが、タイヤを外した時にタイヤの内側、チューブの状態も同時に確認していますので、あなたがいつも空気を定期的に補充しているかどうかも分かってしまいます。
パンクの発生軽減のために、先ずは空気の定期的な補充と、タイヤが摩耗していたら高品質なタイヤへの交換をおすすめします。
自転車修理で使用するタイヤはお店により違います!も参照してください。
その他、何か修理等でお困りの方の時は、あなたの街のサイクルドクターでもありますコスナにご相談ください。
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