電動アシスト自転車、一般自転車、子供用自転車等の自転車サイズをご自分で選ぶ時に皆さんは、どこの数値を重要視して確認しますか?
「タイヤサイズですか?」それとも「乗車適応身長目安の数値」ですか?
皆さん、一番大切な数値確認をお忘れのようですね!?
それは・・・サドル高さの「最低地上高~最高地上高」の数値なんです!
エッ!今まで全然気にしてませんでしたか。是非これからは「サドル高さ」の数値が重要ですので確認をしてください。
サドル高さ「最低地上高」は、地面からサドルを一番低く下げた状態までの数値を指します。また「最高地上高」は、地面からサドルを安全限界値のラインまで上げた時の数値です。
参考例:パナソニック電動アシスト自転車「ビビ・DX」の場合
乗車適応身長(目安)
24型:138cm以上
26型:141cm以上
サドル高さ
(最低地上高~最高地上高)
24型:71.0~86.0cm
26型:74.0~89.0cm
このようにウエブサイト及びカタログに数値が記載されていますので、この時「乗車適応身長(目安)」だけをサイズ判断基準としてしまうと同じ身長の方でも脚の長さの違いで乗車時の高さが異なります。
まして、身長が低い方が上のサイズでギリギリサイズに適合するからとサイズアップして26インチを選んでしまうのはとても危険ですね。
適応身長はあくまでも目安にすぎませんので、ギリギリのサイズで選んでしまうと自転車のペダルには脚が届くけど、地面まではもしかすると脚の長さの違いでつま先が僅かに着くだけかもしれません?
この時、重要になる数値が「サドル高さ」の(最低地上高の数値)です。
パナソニック電動アシスト自転車「ビビDX」の場合の「サドル高さ」は、24インチ「最低地上高71㎝」と26インチ「最低地上高74㎝」ですので、この数値にサドル高さを合わせて一度乗車して確認することが出来ましたら是非行ってください。
電動アシスト自転車ならなおさら安全確保の面からサドルにまたがった状態で両足が地面に着く高さが大事ですのでもし、26インチで「最低地上高さ」に合わせて両足が地面に着かないのならこの場合は、ギリギリサイズの26インチではなく24インチのサイズ選択がよろしいかと思います。
コーダーブルームの「アッソン18インチ」の場合、
適応身長目安105㎝~125㎝、サドル最低地上高(地面からサドルを一番下げた時の数値)465㎜と記載されていますので、適応身長目安だけで判断するのではなくサドル最低地上高を重要視してサイズ確認することをおすすめします。
コーダーブルーム「アッソンJ24 インチ」の場合、
適応身長目安125㎝~145㎝、サドル最低地上高(地面からサドルを一番低く下げた状態の数値)610㎜と記載されていますので、こちらも適応身長目安だけで判断するのではなくサドル最低地上高を重要視してサイズ確認することをおすすめします。
これからは、電動アシスト自転車、一般自転車、子供用自転車等のサイズ選びの時は、「サドル高さ数値」の確認を重点にサイズ選択をしてください。