街中で走行している自転車を見ていると時々、自転車の乗車姿勢で乗りずらそうな感じな方を見受けられます。
その原因のひとつが、乗車されている方の自転車ハンドル高さ位置が合っていない可能性が高いです。
毎日愛用されていますあなたの一般自転車ですがハンドル高さ位置が調整できるって知っていましたか?
こんなお悩みありませんでしたか?
自転車ハンドル高さ調整方法は、ハンドルステムと言われる部品の一番上についているネジを六角レンチ工具で緩めます。
使用する六角レンチ工具のサイズは、ほとんどが6㎜サイズで大丈夫ですが、中にはサイズが違う場合もありますので確認を忘れずに。
六角レンチ工具でハンドルステムのネジを緩めるときは反時計回りに回してネジを緩めるように。
ハンドルステムは、本体の下に付いています斜めになったウスが引き上げ棒とつながっていてネジを締め付けることで上に上がり、ハンドルステムを固定します。
ですので、ハンドルステムネジを緩めると斜めのウスが段々と下がりハンドルステムが緩む構造です。
よくある質問で
ハンドルステムのネジを緩めたのにハンドルステムが動かない?
この場合は、下のウスが錆などが原因で固着しているケースが多いです。
対処法として、
六角レンチでステムネジを数センチ緩めた状態で、工具をネジ穴に挿したままその上からハンマーで工具をたたいて衝撃を与えて引き上げ棒とつながっているウスが下にずれて緩みます。
自転車ハンドルステムには、限界線が必ず入っていますので、その範囲内で高さ調整をしてください。
この画像の場合は、ステムに縦にラインが入っている場所が限界線です。
この限界線以上にハンドルを高くしてしまうと危険ですので注意してください。
安価な自転車や他店購入車での修理依頼でハンドル位置調整の際、確認すると多いのがこの部分にグリスを塗布されてないことです!
グリスを塗布せずに組付けてしまうとわずかな隙間からの雨水の侵入や錆が原因で固着してしまいステムが緩みにくくなってしまいます。
そのため、当店では必ずハンドルステムにはグリスを塗布しています。
自分にあったハンドルステム高さ調整ができましたら六角レンチ工具でしっかりネジを時計方向に回して締めます。
これで、一般自転車ハンドル高さ調整完了です。
もし、愛用の自転車で乗りずらさを感じていましたら、ハンドル高さを調整するだけでも操作性は向上し乗りやすさ倍増ですよ。
自転車ブレーキレバー調整機能があれば手の小さい方でも操作しやすくなる
こちらは、柄の長さもあり力も入れやすいです。