小田原の自転車専門店

知っているようで知らない「正しい自転車ブレーキのかけ方」一般自転車編

自転車ブレーキのかけ方 左側レバーで後輪ブレーキをかける

正しい自転車ブレーキのかけ方知ってますか!?

お買い物、通勤、通学等で利用されている一般自転車ですが、ブレーキをかける時、普段意識せずにブレーキレバーを握ってブレーキをかけている方が多いかと思います。

それでは、問題です!

正しい自転車ブレーキのかけ方は?

一般自転車の場合、右側ブレーキレバーが前輪ブレーキ、左側ブレーキレバーが後輪ブレーキです。

 

正しい一般自転車ブレーキのかけ方

  1. 最初にやさしく左側ブレーキレバーの後輪ブレーキです。
  2. 次に、右側ブレーキレバーの前輪ブレーキをかけ
  3. その後必ず両方のブレーキレバーを併用してブレーキをかけてください。

自転車ブレーキのかけ方 左側レバーで後輪ブレーキをかける

最初にやさしく左側ブレーキレバーの後輪ブレーキです。

自転車ブレーキのかけ方 右側レバーで前ブレーキをかける

次に、右側ブレーキレバーの前輪ブレーキをかけ、

その後必ず両方のブレーキレバーを併用してブレーキをかけてください。

 

例えば、

前輪だけ(右側ブレーキレバー)を急にかけてしまうと前輪がロックして転倒する危険があります。

後輪だけ(左側ブレーキレバー)を急にかけてしまうと後輪がスリップして操縦困難になる危険があります。

 

ブレーキをかける時に注意すること

  • 急ブレーキをかけないように、いつも前方に注意してください。
  • カーブを曲がるときは、手前で速度を落としてゆっくり曲がります。
  • 雨天時は、ブレーキ制動距離が長くなりますので、十分に気を付けて前後ブレーキを併用してください。
  • 下り坂の時は、スピードの出過ぎに十分に注意して前後ブレーキを併用してください。
    急坂を下る時は、無理せず自転車から降りて前後ブレーキを併用しながら押して歩いてください。

 

手のサイズに合わせたブレーキレバー調整

正しい自転車ブレーキレバーのかけ方を覚えたら、ブレーキレバーには更に便利な機能が付いているの知っていましたか?

それは、自転車ブレーキレバーの開き間隔調整機能です。

これが付いている自転車なら、あなたの手のサイズに合わせてブレーキレバーの初動の引きしろを調整できるのでより安心なブレーキ操作が行えます。

 

ブレーキシューの種類について

一般自転車用ブレーキシューはステンレリム用とアルミリム用で使われるブレーキシューが2種類あります。

 

まとめ

つい癖で、ブレーキを前だけかける方、また後ろだけの方などもいらっしゃいます!

ブレーキを片側だけのみ使用していますと、前輪ではブレーキシューの減りが極端に減り危険ですのでブレーキシュー交換が必要になります。

 

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。