小田原の自転車専門店

揺れるドア文字の影 — 読み切れない文字ほど深く残る

「メンテナンスルーム」の文字の影が地面に落ち、西日で読めそうで読めない抽象的な形になっている写真。

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影になった文字は、ときとして本来の意味以上の余韻を残します。

午後の西日が入口ドアの文字を投影した瞬間、ぼやけた輪郭が、日々積み重なってきた整備の時間を呼び起こしました。

ぼやけた文字が伝えるもの

午後の西日が、入口ドアに貼られた「メンテナンスルーム」の文字をクッションマットに投影します。

読めそうで読めない。

輪郭が揺れて意味だけが残る。

その曖昧さが、むしろ深く心に残ります。

ここで行われてきた整備の記憶、音、油の匂い、手の動き。

影はそのすべてを曖昧な形にまとめながら、足元へ静かに落としていきます。

読み切れない文字は、意味ではなく“時間”を伝えてくれるのだと気づく瞬間でした。

影は、誰も気づかないところで日々形を変えています。

その変化を見つめることは、自転車と暮らす小さな楽しみのひとつです。

この情景は、単独の記録ではありません。
コスナサイクルが積み重ねてきた営みの一部です。

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投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」「BAAアドバイザー」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったライトスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。