
子供が自転車に乗れるようになり、補助輪を外したあと、次に多くの方が悩むのが「自転車をどうやって安定して止めるか」という問題です。
倒れやすい子供自転車をそのままにしておくと、ちょっとした拍子に転倒してしまい、ケガや自転車の破損につながることもあります。
そんなときに活躍するのが、両立スタンドです。
両立スタンドは、左右の脚で自転車をしっかり支えるため、補助輪を外したあとの子供自転車でも安心して駐輪できるようになります。
ただし、取り付け方を間違えると、「ぐらつく」「スタンドがうまく動かない」「かえって危険」といったトラブルが起こりがちです。
子供自転車に両立スタンドを取り付けるときは、正しい手順とポイントを押さえて作業することが大切です。
必要な工具の準備から、取り付け時に注意したい点、作業後に必ず確認しておきたいポイントまで、写真とあわせて順番に整理していきます。
自転車整備が初めての方でも、ここで紹介する手順どおりに進めれば、落ち着いて安全に作業できる内容になっています。
お子さまの補助輪卒業を、安全で快適な一歩につなげるために、ぜひ参考にしてください。
子供自転車は、大人用の自転車に比べて車体が軽く、ちょっとした風や接触でも倒れやすい特徴があります。
特に補助輪を外したあとは、自転車を支えるものが何もない状態になるため、駐輪時の不安定さが一気に増します。
ここで役立つのが、両立スタンドです。
両立スタンドは、左右2本の脚で自転車を支える構造になっており、車体をまっすぐ安定した状態で止めることができます。
大人用自転車では問題なく使えることが多いですが、車体が軽い子供自転車の場合、片足スタンドではバランスを崩しやすく、ちょっとした衝撃で倒れてしまうことがあります。
子供が自分で自転車を止めたり、親が少し目を離したりする場面でも、自転車が倒れてしまうリスクを大きく減らせるのが両立スタンドの強みです。
また、補助輪を外した直後は、「乗ること」だけでなく「止めること」もまだ慣れていません。
そのため、駐輪時に自転車が倒れてしまい、ケガをしたり、自転車に苦手意識を持ってしまうケースも少なくありません。
両立スタンドを正しく取り付けておくことで、お子さま自身が安心して自転車を扱えるようになり、結果として自転車に乗る楽しさも長く続きやすくなります。
次の章では、両立スタンドとはどんな仕組みのスタンドなのか、そして 片足スタンドとの違いについて、もう少し詳しく解説していきます。
両立スタンドとは、左右2本の脚で自転車を支えるタイプのスタンドのことです。
自転車を立てたときに車体がほぼ垂直に保たれるため、駐輪時の安定性が非常に高いのが特徴です。
一方、一般的な片足スタンドは、自転車を斜めに傾けて支える構造になっています。
大人用自転車では問題なく使えることが多いですが、車体が軽い子供自転車の場合、片足スタンドではバランスを崩しやすく、ちょっとした衝撃で倒れてしまうことがあります。
特に補助輪を外した直後の子供自転車は、
といった理由から、安定性がとても重要になります。
そのため、子供自転車には片足スタンドよりも両立スタンドの方が適しているといえます。
子供自転車に両立スタンドを取り付ける最大の理由は、安全性と安心感を大きく高められることです。
両立スタンドを使うことで、駐輪時に自転車が倒れにくくなり、転倒によるケガや、自転車の破損を防ぎやすくなります。
また、地面が多少デコボコしていたり、完全に平らでない場所でも、比較的安定して自転車を止めることができます。
さらに、両立スタンドはお子さま自身が自転車を扱いやすい点も大きなメリットです。
自転車を止めるたびに倒れてしまうと、「自転車は難しい」「怖い」という気持ちにつながりやすくなります。
逆に、自分でスタンドを立てて、きちんと止められるようになると、自転車への自信や達成感も育ちます。
補助輪を外すことは成長の大きな一歩ですが、その成長を安心して見守るためには、正しく取り付けられた両立スタンドが欠かせません。
次の章では、両立スタンドを取り付ける前に必ず確認しておきたいポイントについて、具体的に解説していきます。
両立スタンドは、正しく取り付けてこそ本来の安定性を発揮します。
作業を始める前に、いくつか大切なポイントを確認しておきましょう。
事前確認を怠ると、「スタンドが合わない」「しっかり固定できない」「取り付けたのに不安定」といった失敗につながりやすくなります。
まず確認したいのが、自転車のサイズに合った両立スタンドを選んでいるかという点です。
子供自転車の両立スタンドは、16インチ、18インチ、20インチなど、自転車のタイヤサイズごとに対応サイズが決まっています。
サイズが合っていないスタンドを取り付けてしまうと、
・スタンドが地面にしっかり接地しない
・自転車が傾いてしまう
といった原因になります。
スタンド選びで迷った場合は、自転車のタイヤサイズを基準に確認するのが確実です。
タイヤサイズの見方が分からない場合は、コスナブログで解説している関連記事を参考にすると安心です。
▶自転車タイヤサイズの見方【ここだけ見ればOK】失敗しない選び方
次に、作業に必要な工具をそろえておきましょう。
子供自転車の両立スタンド取り付けで、基本的に必要になるのは以下の工具です。
ナットをしっかり締め付ける必要があるため、サイズの合った工具を使うことが重要です。
工具が合っていないと、ナットをなめてしまったり、十分に固定できなかったりする原因になります。
補助輪を外した状態の子供自転車は、想像以上に不安定です。
そのため、両立スタンドを取り付ける前に、自転車が倒れないように安定させる工夫が必要になります。
壁に立てかける方法や、自分の両ももで後輪を軽く挟んで支える方法など、安全に作業できる体勢を整えてから作業を始めましょう。
無理な姿勢で作業をすると、自転車が倒れてケガをする恐れもあります。
子供自転車によっては、補助輪を外したあとに、薄いナットやワッシャーが残っている場合があります。
これらを外さずに両立スタンドを取り付けてしまうと、スタンドがフレームの奥まで入らず、
しっかり固定できません。
作業を始める前に、後輪の車軸まわりを一度よく確認しておくことが大切です。
ここまでの準備ができたら、いよいよ両立スタンドの取り付け作業に入ります。
次の章では、写真を交えながら、失敗しない両立スタンドの取り付け手順を6つのステップに分けて詳しく解説していきます。
ここからは、子供自転車に両立スタンドを取り付ける具体的な手順を、失敗しやすいポイントを押さえながら、順番に解説していきます。
作業は難しくありませんが、順番と取り付け位置を間違えないことが大切です。
なお、両立スタンドは、補助輪を外したあとに取り付けるケースがほとんどです。
まだ補助輪を外していない場合や、外し方に不安がある方は、作業を始める前に、こちらの記事で正しい補助輪の外し方を確認しておくと安心です。
▶ 【初心者向け】子供自転車の補助輪の外し方|必要な工具と失敗しない手順

まずは、お子さまの自転車に合ったサイズの両立スタンドを用意します。
両立スタンドは、自転車のタイヤサイズ(インチ)ごとに対応品が決まっています。
サイズが合っていないと、スタンドが地面に正しく接地せず、安定しない原因になります。
サイズが分からない場合は、タイヤの側面表記を確認してから作業を進めましょう。

補助輪を外した状態の子供自転車は、非常に倒れやすい状態です。
作業中に自転車が倒れると、ケガやパーツ破損につながる恐れがあります。
壁に立てかける、または自分の両ももで後輪を軽く挟むなどして、自転車が動かない状態を作ってから作業を始めてください。

両立スタンドを手で押し広げながら、左右それぞれを後輪の車軸部分にはめ込んでいきます。このとき、スタンドがフレームの奥まで入っているかを確認しましょう。

子供自転車によっては、補助輪を外した際に、薄いナットが内側に残っている場合があります。
そのままスタンドを取り付けると、しっかり固定できず危険です。
必ず薄いナットを外してから、スタンドをフレームの奥まで差し込んでください。
両立スタンドを取り付ける向きにも注意が必要です。
スタンドロックが左側にくる向きで取り付けます。
多くの両立スタンドはこの向きで取り付くように設計されているため、ロックの位置を目印にして向きを確認しましょう。

スタンドをセットできたら、左右のドロヨケステー(泥よけを支える金属棒)を車軸に通します。
この工程を忘れてしまうと、あとからやり直す必要があるため、順番どおりに進めることが大切です。

次に、スタンド → ドロヨケステー → ワッシャー → ナットの順番で部品を入れていきます。
ワッシャーに溝がある場合は、溝が内側になるようにセットしてください。

ナットは最初から工具で締めず、指で軽く回して左右とも仮止めします。このひと手間で、取り付け時のズレを防げます。

15mmのレンチを使い、左右を交互に少しずつ締め込んでいきます。
片側だけ強く締めると、スタンドが歪む原因になるため注意しましょう。

ナットをしっかり締め終えたら、最後に保護キャップを取り付けます。
これで両立スタンドの固定作業は完了です。

取り付け後は、スタンドロックが正しくかかっているか必ず確認してください。
ロックがかかっていないと、自転車が動き出す危険があります。

スタンドを跳ね上げたときに、引っかかりがなくスムーズに動作するか確認しましょう。
ぐらつきや違和感がある場合は、ナットの締め付けを再度確認してください。
問題がなければ、両立スタンドの取り付け作業は完了です。
次の章では、取り付けた両立スタンドを安全に使うための正しい使い方と注意点を解説します。
両立スタンドは、正しく使うことで子供自転車の安全性と扱いやすさを大きく高めてくれます。
一方で、使い方を誤ると、「突然自転車が動く」「倒れてしまう」といった思わぬ危険につながることもあります。
ここでは、必ず押さえておきたい使い方と注意点を確認しましょう。

多くの子供用両立スタンドには、スタンドロックが付いています。
これは、駐輪時にスタンドが勝手に跳ね上がるのを防ぐための重要な機構です。
自転車を止めるときは、両立スタンドを立てたあと、必ずスタンドロックを前側に倒してロックしてください。
ロックをせずに駐輪すると、何かの拍子でスタンドが跳ね上がり、自転車が動き出してしまうことがあります。
特に子供自転車は軽いため、この動きが転倒やケガにつながる恐れがあります。

自転車に乗る前は、スタンドロックが解除されているかを必ず確認しましょう。
ロックがかかったまま無理に走り出すと、スタンドやフレームを傷める原因になります。
ロックを後ろ側に倒して解除し、スタンドを足でしっかり跳ね上げてから発進してください。
両立スタンドで特に多いのが、次のような使い方です。
これらはいずれも、自転車が不安定になりやすく、転倒の原因になります。
「少しの時間だから」と油断せず、毎回きちんとスタンドを立て、ロックする習慣をつけましょう。
両立スタンドは、大人が使うだけでなく、お子さま自身が扱う場面も多くなります。
駐輪するときは、
・スタンドをしっかり立てる
・ロックをかける
乗る前は、
・ロックを外す
・スタンドを跳ね上げる
この流れを、実際に一緒にやりながら教えてあげると安心です。
正しい使い方を覚えることで、自転車を安全に扱う力も自然と身についていきます。
次の章では、補助輪を外したあとに意識しておきたいポイントについて、両立スタンドとの関係も含めて解説していきます。
補助輪を外すことは、お子さまにとって自転車に乗るうえで大きな成長の一歩です。
ただし、補助輪を外した直後は、「走ること」だけでなく、「止めること」「扱うこと」もまだ慣れていない状態です。
そのため、両立スタンドを取り付けたあとも、いくつか意識しておきたいポイントがあります。
補助輪が付いていたときは、自転車が倒れないことが当たり前だったため、駐輪時の不安定さに戸惑うお子さまも少なくありません。
補助輪を外したあとは、「自転車を止める=必ずスタンドを使う」という意識を、最初にしっかり身につけることが大切です。
両立スタンドを使うことで、自転車をまっすぐ立てた状態で止められるため、補助輪がなくなった不安を大きく減らすことができます。
補助輪を外したばかりの時期は、走行練習と同じくらい、駐輪の練習も重要です。
この流れを、最初は大人がそばで見守りながら、一緒に確認してあげましょう。
「止められた」という成功体験が増えると、自転車への不安が減り、自然と乗ることにも前向きになります。
補助輪を外したあと、すぐにスムーズに乗れる子もいれば、少し時間がかかる子もいます。
どちらが良い・悪いということはありません。
大切なのは、「できるかどうか」ではなく、「挑戦する気持ちを応援すること」です。
両立スタンドで自転車を安定させ、安心できる環境を整えてあげることで、お子さまは自分のペースで成長していけます。
補助輪卒業後の自転車生活を、より安全で快適なものにするためには、両立スタンドの取り付けだけで終わりではありません。
次の章では、プロの視点から見た、さらに安全・快適に乗るための追加整備ポイントを紹介していきます。
両立スタンドを正しく取り付けることで、子供自転車の扱いやすさと安全性は大きく向上します。
ただし、補助輪を外したあとの自転車は、全体のバランスや操作性も同時に見直しておくことが大切です。
ここでは、専門店の視点から、ぜひ一緒に確認しておきたいポイントを紹介します。
補助輪を外したあとは、自転車に乗る姿勢が大きく変わります。
サドルが高すぎると、足がしっかり地面に着かず不安定になり、逆に低すぎると、ペダルがこぎにくくなります。
ハンドルの高さや角度も同様で、少し調整するだけで操作のしやすさが大きく変わります。
両立スタンドで自転車が安定した今こそ、成長に合わせたポジション調整を行う絶好のタイミングです。
サドルやハンドルの高さを正しく調整することで、乗りやすさと安全性は大きく変わります。
詳しい調整方法については、コスナブログの別記事でわかりやすく解説していますので、あわせて確認してみてください。
▶子供用自転車のサドル&ハンドル高さ調整ガイド|成長に合わせて安全・快適に乗る秘訣
補助輪を外すと、自分でスピードをコントロールする場面が増えます。
そのとき、ブレーキレバーが遠くて握りにくい状態だと、とっさの操作が遅れ、危険につながることがあります。
手の小さいお子さまでも、しっかり指が届く位置に調整しておくことで、安心してブレーキ操作ができるようになります。
「ちゃんと止まれる」という安心感は、自転車に乗る自信にも直結します。
手の小さいお子さまでも安心して操作できるように、ブレーキレバーの調整方法を解説した記事を参考にしてください。
▶ ブレーキレバーが遠くて操作しづらい…手の小さい方でも快適になる調整ガイド【自転車整備の基本】
両立スタンドの取り付けや、サドル・ブレーキの調整は、ご家庭でも行うことができます。
しかし、
といった部分は、経験がある専門店だからこそ気づけるポイントも多くあります。
「これで本当に大丈夫かな」と感じたときは、無理をせず、自転車店に相談するのもひとつの選択です。
安全に長く乗るためには、正しい整備と、安心できるサポート環境が欠かせません。
補助輪を外すタイミングや両立スタンドの取り付けも大切ですが、実は「自転車購入時の最終組み立て整備」が、乗り心地や安全性に大きな差を生みます。
専門店ならではの丁寧な作業の重要性については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 同じ子供自転車でもショップでの最終組み立て作業で乗りやすさに差が出るって知ってましたか
ここでは、子供自転車の両立スタンドについて、実際に多く寄せられる質問をまとめました。
購入前・取り付け前の不安解消に役立ててください。
A. 使用できないわけではありませんが、子供自転車には両立スタンドの方が安全性は高いといえます。
子供自転車は車体が軽く、片足スタンドでは傾きが大きくなりがちです。
その結果、駐輪中に自転車が倒れてしまうリスクが高まります。
補助輪を外した直後の時期は特に不安定なため、安全性と安心感を優先するなら、両立スタンドをおすすめします。
A. はい、補助輪を外したタイミングで取り付けるのがおすすめです。
補助輪を外した直後は、自転車を支えるものが何もなくなるため、駐輪時に不安定になりやすい状態です。
両立スタンドを最初から使うことで、「倒れる不安」を減らし、自転車に慣れることに集中しやすくなります。
A. 両立スタンドを付けることで、多少重量は増えます。
ただし、子供自転車の場合は、その重さよりも安定性が向上するメリットの方が大きいケースがほとんどです。
駐輪時に自転車が倒れにくくなることで、結果的に扱いやすく感じるお子さまも多くいます。
A. まずは、ナットがしっかり締まっているかを確認してください。
特に、左右どちらか一方だけが緩んでいると、スタンドが安定しません。
それでも改善しない場合は、スタンドのサイズが合っていない可能性もあります。
不安が残る場合は、無理に使い続けず、購入店またはお近くの自転車店に相談することをおすすめします。
A. はい、必ず使用してください。
スタンドロックは、駐輪中にスタンドが跳ね上がるのを防ぐ重要な安全装置です。
ロックを忘れると、自転車が突然動き出してしまうこともあります。
特に子供自転車では、ロックをかける習慣を早めに身につけることが大切です。
次の章では、補助輪卒業後に両立スタンドが役立つ理由をあらためて整理します。
補助輪を外すことは、お子さまにとって自転車に乗る楽しさが広がる大切な節目です。
その一方で、補助輪がなくなった自転車は、駐輪時や扱い方に不安が残りやすいのも事実です。
両立スタンドを正しく取り付けることで、自転車を安定して止められるようになり、転倒やケガのリスクを大きく減らすことができます。
また、自分でスタンドを立てて止められるようになることは、お子さまの自信や自立心にもつながります。
今回紹介した手順とポイントを押さえれば、自転車整備が初めての方でも、無理なく両立スタンドを取り付けることができます。
もし作業に不安を感じた場合や、「これで本当に大丈夫かな」と迷ったときは、無理をせず専門店に相談することも大切です。
正しい整備と、安全に配慮した環境づくりがあってこそ、補助輪卒業は楽しい思い出になります。
両立スタンドを上手に活用して、お子さまの自転車生活を、安心で快適なものへとつなげていきましょう。

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