
こんにちは。コスナブログ編集部です。
先日、コスナサイクルの店長、小砂のライブトークショー“メウラード”の第1回を開催しました(小砂本人による当日の記事はこちらから)。
初開催のため席数を少なめに想定しておりましたが予想を上回るお問い合わせをいただきました。
かえってお断りすることのほうが多くなってしまい申し訳ありません。
第2回のより円滑な開催に向けてミーティングを進行していますので、またぜひご参加いただけると幸いです。
さて、本記事ではそんなご盛況いただきましたメウラード第1回の一部を抜粋しております。
本編はご来場いただいた方限定の内容ですが、ちょこっとだけ当日の様子をお届けします。
それでは、どうぞ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜お話しの途中からちょこっと公開版スタート〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小砂 :
そんなこともありまして、工業高校への進学を希望して卒業後は宮田工業、今のミヤタサイクルに入社しました。
入社後は各部署で研修しながら、静岡県静岡市内の一部と清水エリアの営業職に配属されます。
当時の営業といえば各自転車店にミヤタの自転車を売り込んで取り扱い店を増やすのが目的です。
しかし静岡県ではブリジストンさんが強くて。
ほぼブリジストンの自転車の取り扱い店で専門の店舗さんも多数ありました。
いきなり新人が来て営業なんてできる土壌ではありません。
おまけに当時のブリジストン静岡のトップ営業マンも配属されていたエリアなものですからこれは大変だと。
実際最初は話も聞いてもらえません。
そんなとき、工業高校への進学もアドバイスしてくれた父の友人の言葉を思い出しました。
「営業をする際に商品を売り込まない方がいい。掃除だけ、窓ふきだけさせてもらいなさい」。
この言葉を信じて、なんの迷いもなく翌日に掃除用具一式をもって「おはようございます。ミヤタ自転車の小砂です。掃除させてください!」と言って窓ふきを始めました。
営業の話は一切せず、窓ふきが終わったら「ありがとうございました!また来ます!」と言って帰ります。
こんなことを一カ月ほど続けました。
ショップさんからは変わった奴が来たな、と思われていたでしょう。
そんなことを続けていたら、ある日窓ふきを終えて帰ろうとしたときに「ミヤタさん、なんかウチの店に提案できる商品ある?」と聞かれました。
これが私にとって初めての商談です。
このお話を聞くとただ窓ふきをすればいいのかと感じられる方もいるかもしれませんがそうではありません。
窓を拭くからには店内がよく見えます。
そこのお店の商品の構成、商品の配列、価格帯、また窓ふきをしている間に来店されたお客様の年齢層なども逐一チェックし、メモにして、ご提案できる商品をいつも頭の中に入れていました。
だからこそ急にお話を振られてもとまどうことなく商談できたんです。
実際、その後は取り扱いをしていただけることになって。
そうして新規でのお取り扱い店を増やしていくと次第に他のお店さんにも商品や私のことが知れていきますので、少しずつご愛顧いただけるようになっていきます。
先ほどのトップセールスの耳にも入っていたというようなことは後にお聞きしました。
窓ふきは入り口にすぎません。
信頼を結ぶための入り口です。
今営業時代を思い返して、営業における信頼とは自分や商品を売り込むことで作られるものなのか考えます。
多分ちがうでしょう。
信頼を生むにはまず相手を知ることが大切です。
窓ふきを通して自分の人となりを理解してもらった。そして自分自身も相手のお店のことを理解した。
そうして信頼関係が生まれ、お仕事ができるようになったのです。

現在のコスナサイクルの営業は毎朝窓ふきをすることから始まります。
店舗は路面店で道路側はすべてサッシになっているものですから、これを磨き上げます。
そうするとお客さんからガラスがいつも綺麗ですね、どんなクリーナー使われているんですか、など、お声がけいただくときがあります。
ときには、車でよく通りかかられる方だと思うのですが「いつも窓ふきしているのを見ていました。修理のときはこちらに持ってきてみようと思って」と、修理車両をお持ちいただけることになったりもします。
これはさきほどの信頼の入り口と同じ話です。
ミヤタ時代は、お客さんは私が窓ふきをしているのを目の前で見ていました。
今ではどこで窓ふきを見ているのかは分かりませんが、私自身の行動をお客さんはやはりどこからか見ています。
さきほどお話したように窓ふきに限らず、お店の人間が普段店内でどのようにすごしているか、これもやはり見られています。
そして、この見られている内容こそ信頼につながることだと思うんです。
実際に窓ふきをされているところを見られなくても、窓の汚れや店内のモノの置き方や整理整頓の様子など、小さなことかもしれませんが、実はなによりも大切なことなのです。
逆に小さいことだからこそ、窓ふきという行為は容易に行えます。こういった小さなものこそ大切にしようと思えます。
コスナブログ編集部:
急に話に割って入りますがびっくりされないでください(会場:笑)
コスナさんの窓ふきは本当にすごくて、お客さんの中にはサッシの存在に気づかれない方もいますよね。

小砂:
はい(笑)、そうなんです。
友達がお店に遊びに来ていたときですね。
僕はたまたま作業していて少し待っていてもらったのですが、急にドンッという音がして。
どうしたのかと思って見に行ったらサッシの存在に気づかずおでこを打ってしまって(笑)。
ほかにもある日お店の外から大きな音がして。
外にでたらサッシの下にカラスが倒れていました。
おそらくなんですがカラスもサッシの存在に気づかずお店の中に入ろうと飛んできてぶつかったのではないかと思っています。
脳しんとうだったのかしばらくしたら飛び立っていきましたが、それから気をつけてサッシに入り口のマークを貼ったりするようにしています。
コスナブログ編集部:
ぜひ、まだご覧になったことない方はコスナサイクルのサッシをご覧になってみてください。
あと、今回のお話に少し関係していますが、店内への陽の当たり方が違うので朝と夜でディスプレイしている車両の位置も変更していますよね。
小砂:
ちょうど西日が入る店構えなもので、どうしても紫外線の影響があるんですね。
そのため紫外線が連続して当たらないように展示の位置は逐一変えています。
日よけも設置したりしているのですが当たるところはどうしても出てしまうので。
これは小さいお店だからできることだと思いますが毎日時間帯で変えています。
こういったことも、やはりお客様からは見えていると思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次のトークテーマへ。ちょこっと公開はここまでです。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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