パナソニック電動アシスト自転車 液晶スイッチの特長・使い方・注意点【完全ガイド】
電動アシスト自転車は通勤・通学や買い物など、さまざまなシーンで便利に活用されています。特に、パナソニックの電動アシスト自転車は、使いやすさと耐久性で人気があり、多くのモデルに「液晶スイッチ」が搭載されています。
この記事では、パナソニックの電動アシスト自転車の「液晶スイッチ5」の特長、基本的な使い方、そして使用時の注意点について詳しく解説します。
1.Panasonic電動アシスト自転車の液晶スイッチの特長
パナソニックの電動アシスト自転車には、以下のような液晶スイッチ(デジタルパネル)が搭載されており、快適な走行をサポートします。
主な特長
- 視認性の高いバックライト液晶
暗い場所でもはっきりと表示が見やすく、日中の直射日光下でも視認しやすい設計です。 - 走行モードの切り替え
「パワー」「オートマチック」「ロング」など、走行シーンに応じたモード選択が可能です。 - バッテリー残量の表示
バッテリーの残り容量を%(パーセント)表示で確認でき、長距離の走行計画も立てやすくなります。 - 残り走行距離表示
残り走行距離をKm(キロメートル)表示で確認できるので走行距離の目安になります。 - 残り走行時間表示
残り走行時間を分(フン)表示で確認できるので、走行時間の目安になります。
2. 液晶スイッチの基本操作方法
液晶スイッチの操作はシンプルで直感的に行えます。以下の手順で基本的な操作を確認しましょう。
2-1. 電源の入れ方と切り方
電源を入れる
液晶スイッチの「電源ボタン」を2秒長押しすると、画面が点灯し、アシスト機能が起動します。
電源を切る:
もう一度「電源ボタン」を長押しすると、液晶画面が消え、アシスト機能が停止します。
2-2. 走行モードの変更
「アシストボタン▲▼」を押すことで、以下の3つのモードを選択できます。
- パワーモード(強): 坂道や荷物を多く積む際に最適。
但しその分バッテリーも使用しますので1回の充電で走行できる距離は短くなります。

- オートマチックモード(標準): バランスの取れたアシスト力。

- ロングモード(弱): バッテリー消費を抑えた長距離走行向け。

最後に使用されたモードが記憶される「オートメモリー機能」が付いてますので次に電源を入れた時はそのモードで表示されます。
2-3. バッテリー残量の確認

液晶画面には、%(パーセント)表示でバッテリー残量が表示されます。
- アシスト走行できます。
バッテリー残量が100%から21%までは10%ずつ表示が減ります。 - 充電器時期のお知らせ
バッテリー残量が20%から5%までは1%ずつ表示が減ります。(※アシスト力が徐々に低下する場合ばあります。) - アシスト走行停止
バッテリー残量が数値が4%から0%では数値点滅しますので直ぐに充電してください。充電しない場合はアシスト無しの自転車として走行できます。
2-4. 「残り速度距離」と「残り走行時間」の確認
液晶画面の「切替ボタン」を押すことで、以下の情報を順番に表示できます。
2-5. ライトは自動点灯します。
前照灯LEDライトは手元スイッチ「ライトアイコン」の左上にあります〇センサーが暗さを感知して自動点灯します。「ライトアイコン」を押すと手動切替となりヘッドライトの点灯・消灯も可能です。
※手動切替するとその後自動点灯しませんので、自動点灯にする場合は一度電源を切り再度電源ボタンを押して作動させてください。
3. その他の注意点
液晶スイッチを安全かつ効果的に使用するために、以下の注意点を守りましょう。
3-1. バッテリー管理のポイント
- 走行前に必ずバッテリー残量を確認し、充電を十分に行う。
- 極端に高温・低温の環境での使用は避ける(適正温度:5〜35℃)。
- 長期間使用しない場合は、バッテリー本体残量表示ランプ2~3個点灯の状態で保管。
3-2. 雨天時の使用について
- 防水仕様ではあるが、水没させないように注意。
- 走行後はスイッチ周りを乾いた布で拭き取る。
3-3. 定期的なメンテナンス
- 定期的にスイッチのボタン動作を確認し、異常があれば販売店に相談。
- 液晶画面に汚れがついた場合は、やわらかい布で拭く(アルコール使用不可)。
まとめ
パナソニックの電動アシスト自転車の液晶スイッチは、直感的な操作性と便利な機能が魅力です。日常的に適切に使用し、バッテリー管理や定期的なメンテナンスを行うことで、長く快適に活用できます。
電動アシスト自転車をさらに活用するために、液晶スイッチの機能をしっかり理解し、安全で快適な自転車生活をお楽しみください。
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投稿者プロフィール
- 小砂恵三コスナサイクル店長
- 宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。