自転車のタイヤには、空気を入れるための バルブ(口金) が付いています。一般的に使われるバルブは、以下の 3種類 です。
それぞれに 特徴や用途が異なる ため、「どのバルブが自分の自転車に使われているのか?」を知っておくと、空気入れの選び方やメンテナンスがスムーズになります。
この記事では、各バルブの特徴や 使われている自転車の種類、見分け方、メリット・デメリット を詳しく解説していきます!
✅ 一般的な空気入れ(ママチャリ用)で空気を入れられる
✅ 安価で交換が簡単
✅ 特別な工具が不要
❌ 高圧に対応できない(空気圧が不安定)
❌ 内部のゴムチューブが劣化すると空気漏れしやすい
❌ 微調整がしづらい
✅ ママチャリ(シティサイクル)
✅ 電動アシスト自転車(一部モデル除く)
英式(えいしき)バルブは、日本国内では一般自転車(ママチャリと呼ばれるモデル)から電動アシスト自転車など数多くのモデルに使用されていてる自転車バルブです。
✅ 高圧の空気を入れられる(空気圧管理がしやすい)
✅ 軽量で、スポーツバイク向き
✅ 空気漏れが少なく、メンテナンスしやすい
❌ 専用の空気入れ(仏式対応ポンプ)が必要
❌ バルブが繊細で折れやすい
❌ 操作に慣れが必要(ネジを開閉する必要がある)
✅ ロードバイク
✅ クロスバイク
✅ 一部のマウンテンバイク(軽量モデル)
例として、ロードバイクのタイヤ指定空気圧が7~8気圧ぐらいが多いですが、一般自転車の空気圧が3気圧、車のタイヤの空気圧が2.5気圧ぐらいとしたらいかに高圧なのかがお分かりだと思います。
✅ 耐久性が高く、壊れにくい
✅ 自動車やバイク用の空気入れも使える
✅ 空気圧調整がしやすい
❌ 英式バルブ用の空気入れでは使えない(アダプターが必要)
❌ 英式・仏式よりも重量がある
✅ マウンテンバイク(MTB)
✅ BMX
米式(べいしき)バルブは、車社会のアメリカが発祥でガソリンスタンドにあるポンプでも入れられるように車やオートバイなどと共通です。
アメリカで誕生した自転車、マウンテンバイクやビーチクルーザーなどに採用されているのも納得ですね。
特にマウンテンバイクなどで起伏の激しい道を走破する時など、路面コンディションによりエア量を微調整しやすいのも特長のひとつです。
自転車バルブ種類によって実は呼び名もそれぞれ色々あるんですよ!
英式(えいしき)バルブは、
ウッズバルブ、ダンロップバルブ(DV)、またはイングリッシュバルブ(EV)
仏式(ふつしき)バルブは、
フレンチバルブ(FV)、プレスタバルブ
米式(べいしき)バルブは、
シュレーダーーバルブ(Schrader valves)、アメリカンバルブ(AV)
英式バルブの一般自転車なら昔からあるフロアポンプが一番使いやすいです。また、スポーツバイクなどに採用されている仏式や米式バルブはメーター付きの専用ポンプをお使いください。スポーツバイク向けのフロアポンプは仏式・米式両方に対応したモデルがほとんどだと思います。購入の際は適合バルブの確認を忘れずに。
クロスバイクにおすすめ自転車ポンプ「サーファスFP200 AF-T3」
自転車のバルブには 英式・仏式・米式の3種類 があります。それぞれの特性を理解し、自分の愛車に使われているバルブ口金を知ることで快適なライドが楽しめます!
最後にポイントをおさらい
✅ ママチャリ、電動アシスト自転車 など→ 英式バルブ(ウッズバルブ)
✅ ロードバイク・クロスバイク 、小径ミニベロなど→ 仏式バルブ(フレンチバルブ)
✅ MTB・BMXなど → 米式バルブ(シュレーダーバルブ)
あなたの自転車に使われているバルブを確認し、適切な空気入れを用意しましょう!
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