この記事は、2025年4月29日に最新情報に追記、更新しました。
「クロスバイク・ロードバイクのフロアポンプ使い方完全ガイド|初心者必見!正しい空気の入れ方」関する情報を反映しています。
スポーツバイクの走りを快適にするために欠かせないのが空気入れ。しかし、『どれくらいの頻度で空気を入れればいいの?』『適正な空気圧って何?』など、意外と知られていないポイントが多いものです。適切な空気圧を維持しないと、パンクの原因になったり、走行性能が低下することも…。本記事では、クロスバイク・ロードバイクの空気入れ方法や適正空気圧のチェックポイントを詳しく解説します。空気入れの基本をマスターして、安全で快適なライドを楽しみましょう!
スポーツバイク(クロスバイク・ロードバイク等)は高圧の空気を必要とするため、一般的なママチャリ用ポンプでは適正な空気圧管理ができないため、専用のスポーツバイク用フロアポンプを用意しましょう。おすすめは「メーター付きフロアポンプで」です。クロスバイクのタイヤに必要な空気圧(一般的に5~7bar)を正確に管理できます。
スポーツバイク(クロスバイク・ロードバイク・マウンテンバイク等)のバルブには、仏式(フレンチバルブ)と米式(シュレッダーバルブ)があります。空気を入れる前に自分の自転車のバルブの種類を確認し、適切なフロアポンプを使用することが重要です。最近のフロアポンプは両バルブ(仏式・米式)に対応した商品がほとんどです。
この手順を守ることで、パンクや空気漏れのリスクを大幅に減らせます。
ロードバイク・クロスバイク等のスポーツバイクにはメーター付きフロアポンプを使用します。
現在、当店コスナサイクルで愛用しているフロアポンプは「サーファスFP-200 AF-T3」モデルです。
サーファスFP-200AF-T3フロアポンプは大型空気圧メーターがポンプ上部に付いてますのでとても見やすいです。目盛は内側がbar表示で何気圧か表示し外側の目盛はpsi表示になります。
サーファスFP-200AF-T3のポンプ口金
サーファスFP-200AF-T3のポンプ口金は、切り替え無しで仏式と米式に使用可能
ポンプ口金には、減圧ボタンが付いているので入れすぎた時なども簡単に空気圧の調整が可能です。
一般自転車の適正空気圧が3気圧に対しロードバイク、クロスバイク等の空気圧はタイヤにもよりますが5~10気圧とかなりの高圧になります。
正しい自転車空気の入れ方を覚えて安全に乗ってください。
細長いタイプは仏式(フレンチバルブ)になります。
先ずは黒色のバルブキャップを外します。
仏式(フレンチバルブ)口金はこのように上部がネジになってます。
仏式(フレンチバルブ)に空気を入れるには、最初にバルブ口金上部のネジをある程度緩めます。
緩めが足らないと空気が上手く入りませんので注意してください。
よく間違えたたやり方で多いのがこの「ネジを緩める」作業をせずに空気を入れる事です。これだとまったく空気は入っていきません。
次に、緩めた上部ネジを上から指で押してください。
この時エアが抜ける音(プスゥ~)がします。
この音がしない時はチューブ中の弁が開いてないのでこれも空気が入りません。
バルブ口金のネジを緩めたら、フロアポンプの口金をしっかりチューブ口金の奥まで差し込み、レバーを上にしてロックします。
ポンプ口金を差し込むと現在の空気圧が表示されます。
この場合はbar表示が6気圧でpsi表示が90psiです。
次にタイヤ指定空気圧を確認します。必ずタイヤサイドに表示されていますので確認を忘れずに。
このタイヤの場合は、MAX(最高)8.3BAR(120PSI)と表示されていますのでこの表示以下で空気を入れてください。
但し、同じタイヤでも体重により乗り心地の感じも変わりますので自分の体重にあった指定空気圧範囲で設定してください。
このポンプの場合はメーター外側に赤色の▼マーク印の箇所がありますので任意の空気圧位置に外側を回せば設定できますので目安になります。
今回のタイヤはMAX8bar/120PSIでしたので約7bar(気圧)約100PSIで空気圧設定しました。
空気圧を設定したら、フロアポンプベース部をしっかりと足で押さえて、ストロークを長くして手だけで入れようとせず、体の体重を利用しフロアポンプ本体に押し込むようにして空気を入れていきます。
赤い▼で設定した空気圧をメーターで確認して数値がその位置に来たら空気補充完了です。
フロアポンプ口金のロックレバーを下に押し戻して解除して、ゆっくりチューブ口金から抜きます。
フロアポンプレバー解除でこのように抜きます。
この時に強引に強く引き抜いたりすると場合によってはチューブ口金のネジ部を曲げてしまいますので注意してください。
チューブ口金のネジ部を手で締めてください。
最後にチューブ口金にバルブキャップをして空気入れ完了です。
ここでよくあるのがバルブキャップを強く締めすぎてバルブキャップ上部に穴を空けてしまう方がいますので締めすぎには注意してください。
低すぎると:パンクしやすく、走行抵抗が増加
高すぎると:タイヤの破裂や乗り心地の悪化
常に適正な空気圧を維持することが、安全で快適なライドにつながります。タイヤ側面に記載されている推奨空気圧を必ず確認しましょう。
1週間に1度は空気圧チェック
気温によって空気圧は変動するため、季節ごとに調整が必要
長距離ライド前は必ず再確認する
空気入れの目安はスポーツバイクの場合は1週間に1回、長距離走行をしたり、レースに参加したりする場合もありますのでその都度自分が気になった時に早めに空気確認をして補充してください。
チューブの素材によっては高性能なのですがその分空気が数日でかなり抜ける物もありますので、ご自分が使用するチューブ素材の確認もお忘れなく。
ポンプがうまくはまらない → 口金をしっかり押し込む&ロック忘れずに
空気が入らない → 仏式バルブのネジが緩んでいない可能性あり
圧が上がりすぎる → タイヤに記載の推奨圧を確認して調整
クロスバイクなどスポーツバイクでの快適なライドを支えるのは、正しい空気圧管理とポンプの正しい使いかが不可欠です。
この記事を参考に、フロアポンプでの空気の入れ方をマスターすれば、トラブルを防ぎ、より安全で快適な走行が可能になります。初心者でもすぐに実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてください!
こちらのコスナブログ記事では店長愛用のフロアポンプ「サーファスFP200 AF-T3」について紹介しています。
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