この記事は、2025年5月5日に追記・更新しました。
「初心者向けガイド:フレンチバルブアダプターを使った空気の入れ方完全解説」について反映しています。
クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクを購入した際、空気入れが合わずに困った経験はありませんか?
多くのスポーツバイクは仏式バルブ(フレンチバルブ)を採用しており、一般的な英式バルブ用の空気入れでは対応できません。しかし、フレンチバルブアダプターを使用すれば、手持ちの空気入れで簡単に対応可能です。
この記事では、フレンチバルブアダプターを使用して、英式ポンプで仏式バルブに空気を入れる手順を詳しく解説します。
フレンチバルブアダプターは、仏式バルブを英式バルブに変換するための小さな金属製の部品です。
これを使用することで、英式ポンプでも仏式バルブに空気を入れることが可能になります。ただし、正確な空気圧の管理は難しいため、クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクを本格的に楽しむ場合は、メーター付きの専用フロアポンプの使用をおすすめします。
まず、チューブのバルブキャップを手で回して外します。
バルブの先端にある小さなネジを反時計回りに回して緩めます。
その後、バルブの先端を軽く押して「プシュッ」と空気が抜けることを確認します。
これにより、バルブ内部の弁が開き、空気が入りやすくなります。
緩めたバルブの上から、フレンチバルブアダプターを時計回りにねじ込んで取り付けます。
しっかりと固定されていることを確認してください。
英式ポンプの口金をアダプターに差し込み、しっかりと固定します。
ポンプを操作して、タイヤに空気を入れます。この際、ポンプに空気圧計が付いていない場合は、タイヤを手で押して適度な硬さになるまで空気を入れてください。
空気を入れ終わったら、ポンプの口金を外し、続いてフレンチバルブアダプターを反時計回りに回して取り外します。
バルブの先端のネジを時計回りに回して締めます。これにより、空気の漏れを防ぐことができます。
最後に、バルブキャップを元通りに取り付けて作業完了です。
まず初めに、フレンチバルブ口金のバルブキャップを外します。
フレンチバルブ口金上部のネジを緩め、上から押して「プシュッ!」と音をさせます。
この動作によりバルブ口金の中の弁が開き空気を入れる準備ができます。
ついネジは緩めたけど、この一押しをせず空気を入れようとしても全く空気は補充できませんので忘れずに!
緩めたバルブの上から、フレンチバルブアダプターを時計回りにねじ込んで取り付けます。
一般自転車用フロアポンプの先端部をフレンチバルブアダプターに挟みこみます。
ポンプを操作して、タイヤに空気を入れます。
この際、ポンプに空気圧計が付いていない場合は、タイヤを手で押して適度な硬さになるまで空気を入れてください。
正しい一般自転車用フロアポンプの使い方については、こちらコスナブログ記事で紹介していますので参照してください。
今さら聞けない正しい自転車空気の入れ方【一般自転車編】
自転車チューブに空気の補充が完了しましたら、一般自転車用フロアポンプの口金を外し、フレンチバルブアダプターを自転車チューブ口先から取り外します。
フレンチバルブ口金のネジを手で絞め込みます。これにより、空気の漏れを防ぐことができます。
自転車チューブ口金にバルブキャップを取り付けて作業終了です。
フレンチバルブアダプターを使用すれば、専用の空気入れがなくても仏式バルブのタイヤに空気を入れることができます。ただし、長期的には専用のメーター付きフロアポンプを用意されることをおすすめします。これにより正確な空気圧管理が可能になりパンクリスクの軽減にもつながります。
フレンチバルブアダプター使用後は、バルブ口金にネジ込みバルブキャップをして常に自転車に取り付けておくと便利です。
フレンチバルブアダプターがあると便利ですけど、やはり正確には空気圧管理はできませんので、クロスバイク・ロードバイク等のスポーツバイクを購入したのなら、メータ付き専用のフロアポンプは必需品ですので購入してください。
詳しくは、こちらのコスナブログ記事で紹介していますので参照してください。
自転車おすすめフロアポンプ「サーファスFP200 AF-T3」の特長と使い方を解説