小田原の自転車専門店

使い捨てニトリル手袋を比較してみた「ニトリスト・フィット」と「ニトリスト・タフ」

使い捨てニトリル手袋「ニトリストフィット・ニトリストタフ」比較

ニトリル手袋とは

自転車組立作業や自転車整備・修理等のメンテナンス作業は細かな作業や油等の汚れが付きまといます。

素手で作業をすると手が汚れ、汚れた手でお客様に接するのは大変失礼になります。

そこで必要になりますのが使い切り手袋なのですが、メンテナンス作業や耐油性に優れているとなると「ニトリル手袋」になります。

ニトリル手袋は、合成ゴム(ニトリルゴム)を使用した使いきり手袋です。

天然ゴム製の手袋やビニール製の手袋に比べ、耐油性に優れているのがニトリル手袋の特長です。

 

ショーワグローブの使い切りニトリル手袋

ショーワグローブは、家庭用から業務用まで多くの種類の手袋を製造するメーカーです。

今回、ニトリストシリーズの中から「ニトリスト・タフ」と「ニトリスト・フィット」を作業で実際に使って比較してみました。

ニトリストタフ・フィットともパウダーフリータイプで内面処理によりはめやすくなっています。

また、薄くて手にぴったりフィットするので細かな作業にも適しています。

手袋は左右兼用タイプです。

 

ニトリスト・タフ

使い捨てニトリストタフ手袋

 

ニトリスト・タフは、強度面に優れた耐久性のあるタイプです。

手袋の厚みは約0.10㎜の厚手タイプです。

サイズごとにパッケージカラーも異なります。

私は手が小さいのでSサイズがジャストフィットです。

 

ニトリスト・フィット

使い捨て手袋ニトリストフィット

ニトリスト・フィットは、やわらかくフィット感に優れたタイプです。

手袋の厚みは約0.06㎜です。

こちらもサイズによりパッケージカラーは異なります。

 

ニトリストタフ・ニトリストフィットを比較する

ニトリストタフ手袋装着

ニトリストタフとニトリストフィットを手にはめた感覚ですが、ニトリストタフの方がフィットに比べ厚みが僅か約0.04㎜厚い分丈夫な感じがします。

自転車整備等で使っていて一番の違いを感じたのが耐久性ですね。

ニトリスト・タフは耐久性のあるタイプだけあって使っていて安心して使えたのですが、ニトリスト・フィットは作業途中で気が付くと幾度となく少し破れてたりすることがありましたので、耐久性を求めるなら「ニトリスト・タフ」をおすすめします

耐油性はどちらも問題なく使い勝手もよく手の汚れを保護してくれますので安心して使えます。

 

まとめ

使い切りのニトリル手袋は、メンテナンス作業を行ううえで手の保護はもちろん、小さなネジ等もしっかりつかめて作業性にも優れて、なにより手が油等で汚れないのは良いですよ。

自宅でのセルフメンテナンス等に是非活用してみてください。

サイズは、SS・S・M・L・LLがあります。

 

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。