お客様から自宅の倉庫に何十年も眠っていた実用車をきれいにして乗りたいとのことでサイクルクリーニングのご依頼を受けました。
コスナサイクルでは、最近このように長年使用せずに眠っていた自転車のサイクルクリーニングの依頼が増加傾向にあります。
実用車の自転車と言えば、昔は新聞配達用とか重量のある荷物を積んでは運ぶ仕事用などで大活躍の自転車でした。
今ではほとんど見ることがが少ない貴重な自転車かもしれません。
約25年も倉庫で眠っていただけあってかなり汚れとホコリまみれですね。
フレーム部分も汚れがひどく当時のミヤタ自転車のシンボルマーク「ギアMマーク」も汚れでくすんでいますね。
チェーンケース部分の汚れとホコリの層が何層にも積もっていますね。
ボトムブラケット部の汚れがかなり頑固についてますね。
後輪部分の汚れとホコリのつもりに積もっています。
実用車のリヤキャリア部分のホコリと汚れで酷いですね。
先ずは、大まかな全体の汚れ落とし作業として、自転車用洗剤を用いて洗車作業です。
実用車のタイヤは一般自転車と違いタイヤ全体を覆うような構造の耳付きタイヤと呼ばれるタイプとなっています。
昔はこのようなタイヤも一般的でしたので、当時、先代の父からよくこのタイヤの取付方法のコツなどを聞き作業を繰り返したのもです。
その時習得した技術が今でも役立っています。
実用車のタイヤはこのようになっていますので、先ずはチューブのバルブ口金がきちんと収まるように専用工具を用いてカットします。
この専用工具も先代の父の代から使い続けている貴重な工具です。
このように専用工具でバルブ口金用にタイヤの両サイドをカットしておきます。
タイヤの入れ方も一般自転車と違い作業するにも時間を要し、タイヤが正確にリムに収まっているか専用タイヤレバーを使用して確認しながら作業を進めていきます。
実用車の耳付きタイヤも交換してきれいになりました。
汚れとホコリまみれだった自転車が・・・・・!?
あんなに汚れとホコリまみれだった実用車がご覧の通りコスナのサイクルクリーニングでピッカピカになりました。
ホコリまみれだったフロント周りが
汚れもすっかり落ちてサッパリした感じで目覚めましたね。
汚れで霞んでいたミヤタ自転車のシンボルマークの「ギアMマーク」も
ピカピカに光沢をもった「ギアM」マークが帰ってきました。
ミヤタ自転車のWORKERの文字も汚れとホコリで存在感を失っていましたが
WORKERの文字もきれいに蘇り、チェーンケースのステンレス製の目玉部分も貼りっぱなしだった保護シールをはがして鏡面のようにピカピカになりました。
後輪部のホコリもかなり頑固にこびりついていましたが、
頑固なホコリと汚れも落ちきれいになりました。
ボトムブラケット部の汚れで車体のカラーも見えなかったですが、
溜まっていた汚れもスッキリ落ちてフレームにも光沢が!
当時の国産車(日本製)の証「JISマーク」もきれいになり自転車のステータスもアップ!
リヤキャリアもホコリと汚れでびっしりでしたが、
ゴムバンドもいったんン取り外して汚れを丁寧に落としたらきれいになりました。
リアフェンダーもピカピカに!
ハンドル周りも光沢が蘇りピッカピカに。
約25年前の実用車がコスナのサイクルクリーニングでピッカピカになりました。
約25年前の自転車がピッカピカにきれいになりオーナー様も大変喜んでいただきました。