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【おすすめ充電式空気入れ】マキタMP100DSHの使い方・選び方・注意点まとめ

マキタ充電式空気入れMP100DSH

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どの充電式空気入れを選べばいいか迷っていませんか?

この記事は、2025年8月15日に追記・更新しました。
【おすすめ充電式空気入れ】マキタMP100DSHの使い方・選び方・注意点まとめについて反映しています。

「自転車やボールに空気を入れるのって意外と面倒…」「手動ポンプは疲れるし時間がかかる」そう感じたことはありませんか?

また、「充電式空気入れ おすすめ」で検索しているあなたへ。

マキタMP100DSHは、自転車やボール、車など幅広い用途に対応しながら、コンパクトで初心者でも扱いやすい信頼の1台です。

MP100DSHは、バッテリー・充電器・収納ケースがセットになっているモデルで、届いたその日からすぐに使えるのが魅力です。

この記事では、そんなMP100DSHの使い方、選び方、注意点を、実際の使用経験をもとに詳しくご紹介します。バッテリーやアダプターの扱い方なども写真付きで解説していますので、初めての方でも安心してご覧いただけます。

マキタとは?|信頼と実績のある電動工具ブランド

マキタは日本を代表する電動工具メーカーで、プロの建設現場から一般家庭まで幅広く利用されています。

高い耐久性、信頼性、使いやすさに定評があり、バッテリーシリーズの互換性も魅力の一つです。

MP100DSHを含むマキタの製品群は、「長く使える道具を選びたい」「安心して購入したい」というユーザーの期待に応える品質を持っています。

MP100DSHとは?|モデルの特徴とスペック

マキタ充電式空気入れMP100DSH商品説明パッケージ

私たちコスナサイクルでもこのMP100DSHを実際に使用しています。

空気入れとしての使いやすさはもちろん、10.8Vバッテリーの互換性が高く、同じマキタ製のドリルドライバーなど他の工具にも使える点が非常に便利です。

こうした実体験に基づいた信頼性も、選ばれる理由の一つとなっています。

ハードケースの外観サイズと収納性

マキタ充電式空気入れMP100DSH用ハードケース
専用ハードケース(約470mm×270mm×130mm)で持ち運びもラクラク

MP100DSHには、約47cm×27cm×13cmの専用ハードケースが付属しています。

工具箱のような頑丈な造りで、車に積んでの移動も安心です。

室内保管でも収納場所を選ばず、スマートに整理できます。

ケース内部の構造と収納パーツ

マキタ充電式空気入れMP100DSH本体と充電器
充電式空気入れ本体・バッテリー・充電器が一式収納可能

ケース内部には、充電式空気入れ本体(ホース・アダプター付き)、リチウムイオンバッテリー、専用充電器がすっきり収まります。

各パーツの定位置が確保されているため、持ち運び時にも中でガチャつくことなく、収納性にも優れています。

本体の機能と付属アダプター一覧

マキタ充電式空気入れMP100DSHアダプター対応図
デジタル圧力計、アダプタホルダー、ホース収納機能と豊富なアダプター類

本体上部には見やすいデジタル圧力計が搭載され、空気圧設定もボタンひとつで簡単操作。

本体後方上部にはアダプターを収納できるホルダーが備わっており、付属アダプター(米式・英式・仏式・ボール・浮き輪対応)もコンパクトにまとめられます。

ホース収納も本体一体型で、全体として非常にスッキリしたデザインです。

空気入れとしての使いやすさはもちろん、10.8Vバッテリーの互換性が高く、同じマキタ製のドリルドライバーなど他の工具にも使える点が非常に便利です。

こうした実体験に基づいた信頼性も、選ばれる理由の一つとなっています。

主な特徴

  • 10.8Vリチウムイオンバッテリー(1.5Ah)付属
  • 最大圧力:830kPa(約120PSI)
  • 吐出量:10L/min(200kPa時)
  • 対応バルブ:米式(標準)、英式・仏式・ボール・浮き輪用アダプター付属
  • 本体質量:約1.1kg(バッテリー含む)
  • 付属品:バッテリー(BL1015)、充電器(DC10SA)、プラスチックケース

MP100DSHとMP100DZの違い|どちらを選ぶべき?

MP100シリーズには2つのモデルが用意されています。
それぞれの違いを以下にまとめました。

MP100DSH(セットモデル)

  • バッテリー:付属(BL1015)
  • 充電器:付属(DC10SA)
  • ケース:あり
  • 特徴:届いてすぐ使える。初めての方におすすめ。

MP100DZ(本体のみ)

  • バッテリー:なし
  • 充電器:なし
  • ケース:なし
  • 特徴:すでに10.8Vマキタバッテリーを持っている方向け。コスト重視。

👉 選び方のポイント:

  • 初心者やセット購入を希望する方 → MP100DSH
  • 既に10.8Vバッテリーを所有している方 → MP100DZ

使い方ガイド|MP100DSHを正しく使うには?

以下は、実際の使用シーンを画像付きでご紹介しています。
初めての方でも安心して操作できるよう、各工程を丁寧に解説しています。

1. バッテリーを充電する

マキタ充電式空気入れMP100DSH用充電器でバッテリー充電中
DC10SA充電器にバッテリーをセットして充電中の様子

付属のリチウムインバッテリーを充電器にスライドさせてセットすれば充電スタートです。

充電中は冷却ファンが作動して効率よく冷却するシステムになっているため送風音がします。

充電中の状態。満充電までは約22分です。

ワンポイントアドアイス:取扱説明書によると充電完了後すぐに使用しないときは、バッテリーの冷却を行うのでそのまま差し込んでおくことをおすすめしています。
冷却時間は約30分です。

マキタ充電式空気入れ用スペアバッテリーBL1015
予備バッテリー(BL1015)を用意しておけば連続作業にも安心

同じバッテリーを複数所持しておくことで、作業の途中で電力切れを心配することなく使えます。

2. バッテリーを本体に差し込む

マキタ充電式空気入れMP100DSH用本体バッテリー収納部
本体背面からスライドして差し込むだけの簡単装着

工具不要でしっかりとロックされます。

ワンポイントアドバイス:バッテリーを本体の溝に合わせて、ボタン内側の赤色部分が見えなくなるまで差し込みます。

パチンと音がすればバッテリーセットの完了です。取り外すときはボタンを手前に押しながらバッテリーを引き上げます。

3. 電源をONにする

マキタ充電式空気入れMP100DSH電源スイッチ押す
本体側面に配置された電源ON/OFFスイッチ

片手でも押しやすく、直感的な操作が可能です。

マキタ充電式空気入れMP100DSH電源ONでLEDランプ点灯
電源ONで自動的に点灯するLEDライト

暗所や夕方の作業でも安心して作業できます。

ワンポイントアドバイス:本体には、自動電源オフ機能が搭載されていますので、一定時間使用せずに経過すると電源が自動的に切れます。

4. 空気圧を設定する

マキタ充電式空気入れMP100DSHデジタル圧力計
見やすい液晶画面で設定値を正確に確認

空気圧の単位はkPa・PSI・barの3種類に切り替え可能です。

上部ボタンを押してPSI/bar/kPaの表示切替もできます。

下部のボタン+/-で表示圧力を設定します。

空気圧の設定範囲は、20~830kPa(キロパスカル)です。

参考例として、

一般自転車の場合の目安:約3.00bar(バール)・300kPa(キロパスカル)

指定空気圧は自転車タイヤのサイドに記載されていますので必ず確認してから空気を補充してください。

5. アダプターをセットする

マキタ充電式空気入れMP100DSHアダプター収納部
本体上部にすべてのアダプターが収納されていて紛失の心配なし

英式・仏式・ボール・浮き輪など対応アダプターをスマートに収納。

ワンポイントアドバイス:浮き輪に空気を入れるときは、浮き輪の圧力が20kPa未満のため、圧力計に正確な値が表示されませんので、圧力計を使用せずに、浮き輪の状態を確認しながら使用してください。

6. バルブに接続する(米式・英式・仏式)

マキタ充電式空気入れMP100DSH空気入れ口金
そのまま米式バルブに接続できる標準仕様

車や一部のマウンテンバイクやクロスバイク、ビーチクルーザーなどに使用されています。

マキタ充電式空気入れMP100DSH英式バルブ対応
英式バルブアダプターを装着してママチャリなどに使用可能

工具不要で着脱でき、しっかりとロックされます。

マキタ充電式空気入れMP100DSHフレンチバルブ対応
仏式バルブ対応アダプターでスポーツバイクにも対応

クロスバイク・ロードバイク・マウンテンバイク等に使用されている仏式にはこちらのフレンチバルブアダプターをセットして使用します。

7. 空気を入れる

マキタ充電式空気入れMP100DSH英式バルブで使う
一般的なシティサイクル(ママチャリ)への空気充填の様子

安定して空気が入り、自動停止で安心です。

マキタ充電式空気入れMP100DSH米式バルブで使う
マウンテンバイクなどに多い米式バルブへそのまま接続

スピーディーに空気を入れられます。

ワンポイントアドバイス:米式バルブは、バルブアダプターを使用せずにロックレバーを上向きにして開き、本体をバルブ口金にしっかり差し込み、その後ロックレバーを下げて閉じてから空気を入れます。

マキタ充電式空気入れMP100DSHフレンチバルブアダプターをねじ込み
仏式バルブへの準備段階

アダプターをしっかりチューブ口金に装着してから本体と接続します。

ワンポイントアドバイス:フレンチバルブの空気入れについの注意点はこちらのコスナブログ記事を参照してください。
クロスバイク・ロードバイクのフロアポンプ使い方完全ガイド|初心者必見!正しい空気の入れ方

マキタ充電式空気入れMP100DSHフレンチバルブで使う
本体側ホース口金にアダプターをセット完了

確実にロックされていることを確認しましょう。

マキタ充電式空気入れMP100DSHで空気を入れる
シティサイクル(ママチャリ)への空気充填作業の様子

本体スイッチ引き金部分を人差し指で引くと作動し引き金を放すと止まります。

設定した空気圧まで引き金を引いて空気を入れ、設定値に達すると作動が止まります。

作動時はモーターの音がします。

ワンポイントアドバイス:連続使用時は5分間です。5分間の使用後は5分間使用を止めて本体を冷ましてから使用してください。

1. バッテリーの充電

  1. 付属の充電器にバッテリーをセット
  2. 約22分で満充電
  3. 充電完了後は冷却時間をおいて本体に装着

2. 空気圧の設定

  • 液晶画面で設定(kPa/PSI/bar)
  • 目的に応じた数値を選択し、+/-ボタンで調整

3. 空気を入れる

  • バルブにチャックを接続(英式・仏式はアダプター使用)
  • スイッチONで自動で空気を充填
  • 設定圧力に達すると自動停止

MP100DSHのメリットと注意点

メリット

  • 軽量&コンパクトで片手でも操作可能
  • デジタル圧力設定&オートストップ機能で初心者でも安心
  • 複数バルブに対応していて自転車以外にも活躍
  • LEDライト付きで暗所でも使いやすい

注意点

  • 騒音:約75〜85dBとやや大きめ。住宅街では昼間の使用推奨
  • 連続使用時間:高温時は5分程度で自動停止することも

よくある質問(FAQ)

Q1.MP100DSHとMP100DZ、どちらを選ぶべき?

A.初めて購入する方やバッテリーをお持ちでない方はMP100DSHがおすすめです。

すでに10.8Vバッテリーをお持ちの方にはMP100DZでの導入がコストパフォーマンスに優れます。

Q2.どんな用途に使える?

A.自転車(英式・仏式・米式)、車、ボール、浮き輪などさまざまな用途に対応しています。

Q3.音が大きいと聞きましたが?

A.住宅街での使用は昼間をおすすめします。

まとめ|MP100DSHは初心者にも安心の1台

MP100DSHは、初めての充電式電動空気入れとして必要十分な性能と扱いやすさを備えたモデルです。

特に「届いたらすぐ使える」点と「多用途対応」のバランスが優れており、コスパ重視派にもおすすめできます。

自転車メンテナンスをもっと手軽に、もっと快適にしたい方は、マキタ充電式空気入れ「MP100DSH」を候補のひとつとして選んでみてはいかかでしょうか。

今後も、皆様のサイクルライフをサポートするための情報を、これまでに公開した約600記事以上とともにコスナサイクル公式サイトにて随時発信してまいります。

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」「BAAアドバイザー」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったライトスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。