自転車のペダルはどちらも同じだと思っていませんでしたか!?
実は、ペダルには左用(L)と右用(R)があります。
ですので、ご自分で取付しようとして左右を間違えると取付できないのはもちろん、更にネジの向きも左右で違いますので注意が必要です。
ペダル取付ネジ部を確認することで左右それぞれのペダルを見分けることが出来ます。
画像のペダルは左用(L)です。取付ネジ部の軸部分に細い溝が数本入っているの分かりますか?
こちらの画像のペダルは右用(R)です。左用と違い取付ネジの軸の部分には溝がありません。
このように左右で見分けることができます。
また、ペダルによっては、左用はL(Left)と右用はR(Right)の刻印が入っていますのでそちらで確認します。
その刻印箇所もペダルにより違い、取付ネジの軸部分に刻印されているのもあれば、取付ネジ先の面部分に刻印されているのもあります。
自転車左側のペダルを取り付ける時には注意が必要です。
それは、取付ネジ部が逆ネジになっているからです!
反時計方向にネジを回すと締まるようになっていますので忘れずに。
なぜ逆ネジなの!?
ペダルを漕ぐ回転方向に回してもネジが緩まないようにしているためです。
右側のペダルを正ネジですので、時計方向に回して締めます。
ペダルを取り付ける時は、必ずネジ部にグリスを塗布してください。
締め付けトルクを一定にするのはもちろん、ペダルの固着防止もあります。
ペダル交換をいざ行う時に固着してしまい「外れなくなった!」なんて事になったら大変ですからね・・・
ある程度手でペダル取付ネジ部を締めこんだら、自転車用ペダルレンチ工具を使用して締め付けます。
一般自転車のペダル取付部は15mmで更に取付部も狭いため専用工具等が必要です。
強引に他の工具等を入れて作業しますとネジ部をなめてしまう可能性がありますので無理はおやめください。
スポーツモデル等のロードバイク、クロスバイクなどに使用するペダルのモデルによっては、六角レンチ工具を使用してペダル取り外し取り付け作業を行うことが多いです。
自転車のペダルは「左側が逆ネジ」これだけは忘れずに覚えておいてください。