小田原の自転車専門店

自転車リムテープの重要性とは?最適な選び方と交換のタイミング

ママチャリ自転車リムテープのよじれ確認

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1. 自転車のリムテープとは?

ママチャリ自転車リムテープ

リムテープは、自転車のホイール内側に装着されるテープ状の部品で、リムとチューブの間に敷かれる保護材です。
ホイールのリムにはスポーク穴が開いており、直接チューブが触れると摩耗や損傷の原因となります。
そこで、リムテープがリムの内側をカバーし、パンクを防ぐ役割を果たします。

特に、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク(MTB)など、高圧な空気圧を必要とする自転車では、リムテープの性能がパンク防止に大きく影響します。適切なリムテープを使用することで、快適で安全なライドが可能になります。

 

2. 自転車におけるリムテープの重要性

リムテープは単なる補助パーツではなく、自転車の走行性能や安全性を保つために非常に重要な役割を担っています。以下のような理由から、定期的な点検と適切なリムテープの使用が推奨されます。

1. パンク防止

  • スポーク穴からの突き上げを防ぎ、チューブをしっかりと保護します。
  • 特に高圧タイヤを使用する場合、一般的なチューブタイプですとリムテープがないとチューブの破損リスクが大幅に高まります。

2. 快適な乗り心地

  • リム幅に合ったリムテープを使用することで、タイヤの空気圧を安定させ、より快適なライドが可能になります。

3. 安全性の向上

  • 突然のパンクによる事故のリスクを低減し、長距離ライドや高速走行時の安全性を確保します。

 

3. リムテープの種類と選び方

リムテープにはさまざまな種類があり、使用する自転車の種類や用途に応じた適切な選び方が重要です。主に以下の3種類に分類されます。

1. ナイロン(布製)リムテープ

リムテープ交換用 シュワルベ ファブリックリムテープ

【特徴】しなやかで耐久性が高く、高圧タイヤにも対応可能、適切な長さにカットして使うことが多い。

画像は、ドイツ・シュワルベ社のファブリックリムテープ

2. ゴム製リムテープ

ゴム製自転車リムテープ27インチ用12mm

 

【特徴】伸縮性があり、取り付けが簡単、一般自転車(ママチャリ)などに使用されている。

タイヤサイズに合わせて(例26インチ、27インチなど)ゴム製リムテープの長さが決まっています。

3. プラスチック類製リムテープ

シュワルベ・ハイプレッシャーリムテープ

シュワルベ・ハイプレッシャーリムテープ

パナレーサー・ポリウレタンリムテープ

パナレーサー・ポリウレタンリムテープ

【特徴】耐久性があり、高圧タイヤのスポーツバイクに向いている。

 

選び方のポイント

  1. 幅の確認 – リムの内幅に適したサイズを選ぶ
    (例:ママチャリなどはタイヤサイズに合わせてたリムテープ(ゴム製)を選ぶ、スポーツバイクなどは17mm、19mm、21mmなどはリム内幅に最適なサイズを選ぶ)
  2. 耐圧性能 – 高圧タイヤ用(ロードバイクなど)はプラスチック類、低圧用(ママチャリなど)はゴム製が最適。
  3. 耐久性の確認 – 長距離ライドなら高耐久の製品を選ぶ。

 

コスナサイクルでは、パンク修理作業と同時にこのリムテープに切れ、よじれ、伸び等がなく正しく装着されているかの確認も行い次回パンクの原因になりうる可能性を無くすチェックをしています。

ママチャリ自転車リムテープこれが、一般的な自転車リムテープでゴム製で自転車のタイヤサイズと同じく各サイズがあります。

コスナサイクルでは、タイヤチューブ交換を行った場合、必ずこのリムテープも新しく交換しています。

また「自転車タイヤ交換時の暗黙のルールとは」のコスナブログ記事を読んで「へ~そうなんだ!」と思いますよ。

リムテープ交換用 シュワルベ ファブリックリムテープ

こちらのリムテープは、コスナサイクルが補修用で採用している、ドイツ・SCHWALBE(シュワルベ)社のポリエステルファブリック製リムテープです。

耐久性が高く一般自転車(ママチャリなど)のリムテープが万一切れていた時などに車輪を外さずにテープタイプなのでタイヤサイズに合わせてスムーズに新しく交換することができます。

 

4.リムテープの役目とは?

ママチャリ自転車リムテープが無い状態

自転車用リムテープが無いとリム裏側はこのようにスポークを締め付けるためのナットの役目をしているニップルの金具がむきだしの状態になります。

このままの状態で、チューブを入れてタイヤを取り付けてタイヤに空気を補充したら、チューブがリム側のニップルの当たる所に押されチューブを傷めてしまい、パンクの原因になってしまいます。

ママチャリ自転車リムテープのよじれ確認

このように、リム内側をリムテープで保護することにより、ニップルの金具とチューブとの直接干渉を防ぎ、それがパンク防止へとなる重要な役目があります

このリムテープが劣化で切れていたり、またズレていたりしたら、やはりパンクにつながる原因になりますので、そのためにもパンク修理時にはこのリムテープが正しく装着されているかの確認作業が重要になります。

シュワルベ ファブリックリムテープ交換

ドイツ・シュワルベのポリエステルファブリックリムテープもこのようにリム全周に巻いてチューブを保護します。

 

5. リムテープの交換時期とサイン

リムテープも消耗品のため、定期的な点検と交換が必要です。一般的な交換目安としてタイヤチューブなど交換する時にリムテープも経年劣化していますので一緒に交換することをおすすめします。

以下のサインが現れたら交換を検討しましょう。

交換が必要なサイン

  1. ひび割れや亀裂の発生 – リムテープの一部でもこれが発生したら交換をしましょう。
  2. 弾力性の低下 – ゴム製のリムテープが硬化している場合は要交換。
  3. 変形やズレ – 走行中にリムテープがずれるとパンクの原因になります。
  4. パンクの頻発 – リムテープが摩耗していると、スポーク穴の影響で頻繁にパンクします。

交換の手順

  1. タイヤとチューブを外す。
  2. 古いリムテープを慎重に剥がす。
  3. リムの清掃を行い、新しいリムテープをリムに合わせて装着。
  4. 均等に貼り付け、ズレがないことを確認。特にバルブ口金の穴の位置とリムテープの穴がズレないように。

 

まとめ

自転車のリムテープは、チューブの保護とパンク防止において重要な役割を担っています。適切なリムテープの選択と定期的な交換を行うことで、安全かつ快適な走行が可能になります。

日頃のメンテナンスを怠らず、最適なリムテープを選ぶことで、長期間にわたって自転車の性能を維持しましょう。

ご自分でパンク修理を行う時は、これからはリムテープの確認も行ってください。

自転車タイヤレバー使い方一般自転車編

自転車パンクの原因のひとつは空気圧不足!?なども参照してみてください。

シュワルベ・ファブリックリムテープなら自由に長さをカットして、バルブ穴に穴をあければいいので便利です。

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。