リムテープは、自転車のホイール内側に装着されるテープ状の部品で、リムとチューブの間に敷かれる保護材です。
ホイールのリムにはスポーク穴が開いており、直接チューブが触れると摩耗や損傷の原因となります。
そこで、リムテープがリムの内側をカバーし、パンクを防ぐ役割を果たします。
特に、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク(MTB)など、高圧な空気圧を必要とする自転車では、リムテープの性能がパンク防止に大きく影響します。適切なリムテープを使用することで、快適で安全なライドが可能になります。
リムテープは単なる補助パーツではなく、自転車の走行性能や安全性を保つために非常に重要な役割を担っています。以下のような理由から、定期的な点検と適切なリムテープの使用が推奨されます。
1. パンク防止
2. 快適な乗り心地
3. 安全性の向上
リムテープにはさまざまな種類があり、使用する自転車の種類や用途に応じた適切な選び方が重要です。主に以下の3種類に分類されます。
【特徴】しなやかで耐久性が高く、高圧タイヤにも対応可能、適切な長さにカットして使うことが多い。
画像は、ドイツ・シュワルベ社のファブリックリムテープ
【特徴】伸縮性があり、取り付けが簡単、一般自転車(ママチャリ)などに使用されている。
タイヤサイズに合わせて(例26インチ、27インチなど)ゴム製リムテープの長さが決まっています。
シュワルベ・ハイプレッシャーリムテープ
パナレーサー・ポリウレタンリムテープ
【特徴】耐久性があり、高圧タイヤのスポーツバイクに向いている。
コスナサイクルでは、パンク修理作業と同時にこのリムテープに切れ、よじれ、伸び等がなく正しく装着されているかの確認も行い次回パンクの原因になりうる可能性を無くすチェックをしています。
これが、一般的な自転車リムテープでゴム製で自転車のタイヤサイズと同じく各サイズがあります。
コスナサイクルでは、タイヤチューブ交換を行った場合、必ずこのリムテープも新しく交換しています。
また、「自転車タイヤ交換時の暗黙のルールとは」のコスナブログ記事を読んで「へ~そうなんだ!」と思いますよ。
こちらのリムテープは、コスナサイクルが補修用で採用している、ドイツ・SCHWALBE(シュワルベ)社のポリエステルファブリック製リムテープです。
耐久性が高く一般自転車(ママチャリなど)のリムテープが万一切れていた時などに車輪を外さずにテープタイプなのでタイヤサイズに合わせてスムーズに新しく交換することができます。
自転車用リムテープが無いとリム裏側はこのようにスポークを締め付けるためのナットの役目をしているニップルの金具がむきだしの状態になります。
このままの状態で、チューブを入れてタイヤを取り付けてタイヤに空気を補充したら、チューブがリム側のニップルの当たる所に押されチューブを傷めてしまい、パンクの原因になってしまいます。
このように、リム内側をリムテープで保護することにより、ニップルの金具とチューブとの直接干渉を防ぎ、それがパンク防止へとなる重要な役目があります。
このリムテープが劣化で切れていたり、またズレていたりしたら、やはりパンクにつながる原因になりますので、そのためにもパンク修理時にはこのリムテープが正しく装着されているかの確認作業が重要になります。
ドイツ・シュワルベのポリエステルファブリックリムテープもこのようにリム全周に巻いてチューブを保護します。
リムテープも消耗品のため、定期的な点検と交換が必要です。一般的な交換目安としてタイヤチューブなど交換する時にリムテープも経年劣化していますので一緒に交換することをおすすめします。
以下のサインが現れたら交換を検討しましょう。
交換が必要なサイン
交換の手順
自転車のリムテープは、チューブの保護とパンク防止において重要な役割を担っています。適切なリムテープの選択と定期的な交換を行うことで、安全かつ快適な走行が可能になります。
日頃のメンテナンスを怠らず、最適なリムテープを選ぶことで、長期間にわたって自転車の性能を維持しましょう。
ご自分でパンク修理を行う時は、これからはリムテープの確認も行ってください。
自転車パンクの原因のひとつは空気圧不足!?なども参照してみてください。
シュワルベ・ファブリックリムテープなら自由に長さをカットして、バルブ穴に穴をあければいいので便利です。