最近は、
例:自分でカーボン部品を購入しトルク管理を怠り、規定値よりもネジを締めすぎてオーバートルクを起こしカーボンパーツが破損何て最悪もあり得るかもしれません!
そのためにも、トルク管理はとても重要になります。
トルクドライバーは、自転車整備等で使用頻度が高い締め付けトルク数値4~6Nm(ニュートンメートル)が各ドライバーに設定されていて、規定数値に達すると一瞬「カクン」と空回りの手ごたえを感じ数値に達した事を確認できるトルク管理ドライバーです。
アメリカ・ParkTool(パークツール)は、世界中のプロメカニックに愛用されている自転車専用工具ブランドです。
パークツールの各トルクドライバーは、
耐久性の高い金属製を樹脂で覆ってますので、重量感も適度にありしっかりできています。このモデルは、作業ミスや作業時間の効率化も考慮してトルク値固定式となっています。
PTD-4は、黒い円に4の数字で、規定トルク値4Nm
PTD-5は、緑の円に5の数字で、規定トルク値5Nm
PTD-6は、赤の円に6の数字で、規定トルク値6Nm
例:このクロスバイクのシートポスト締め付けトルク値指定は、5~6Nmとなっています。
パーツクールのトルクドライバーPTD-5(規定トルク値:5Nm)を使用して締め付けトルクを確認し、規定数値に達すると「カクン」と手ごたえを感じますので、これで指定トルク値の管理OK!
注意!必ず右回り(時計回り)に締め付けのみ行ってください。逆回し(反時計方向回り)は絶対に行わないでください。本体が破損する恐れがあります。
ハンドルステムもハンドルバー取付部に表示されている指定トルク数値に合わせ、トルクドライバーで締め付け管理します。
ハンドルステムの本体締め付けトルクも表示されてる指定トルク数値に合わせ、トルクドライバーで締め付けトルク管理を行います。
パークツールのトルクドライバーPTD4/5/6は、グリップエンドに3本のビットを収納できます。
それぞれ各サイズのレンチが標準で付いてます。
サイズは、六角レンチ3mm、4㎜、5㎜とトルクスレンチT25 です。
トルクドライバーの差込角は、6.3㎜角(1/4″sp)で差込口にビットを入れるとマグネットで吸い付きます。
大阪に本社を置く日本で唯一、世界でも2社しかない六角レンチ専門メーカーです。
愛車のカスタマイズをご自分で行う時は、締め付けトルク値の管理を十分に注意して作業を行ってください。
こちらのコスナブログ記事も参照してください。
自転車トルク管理ツール「トピーク トルクスティックプロ2-10Nm」使い方