こんにちは、コスナブログ編集部です!
今回のお悩みはこちら。木製の引き戸です。
これ、設置してからかなりの年数が経過していて、開け閉めするたびに「ガガガッ!」とか「ガラガラッ」などの騒音が発生するようになりました。
しかも、重い。
開け閉めするたびにストレスな上に、この音は扉自体にもダメージが蓄積しているのではないかと心配になります。
こういうの、自転車でもそうなんですが放置しておくと後々エラーが大きくなって修繕にかなり費用がかかるんですよね。
早めに買い換えたほうがいいかな、と思っていたら、コスナサイクルでも使用しているワコーズのシリコーンルブリカントを使用すると改善できるらしい。
交換だと数万円、シリコーンルブリカントは1,000円ちょい…。
試すしかない!
こちらがシリコーンルブリカントです。
その筋では高品質な製品としてものすごく有名で、ホームセンターなどで購入できる数百円の製品とは効果のモチや得られる効果が段違いです。
自転車店であれば、自転車の潤滑やツヤ出し、撥水に使用するものなんですが…。
クオリティが高く、素材を痛めにくい特質があるので金属以外にもゴムや木材、樹脂などにも使用できます。
こちらの用途をご覧ください。
釣り具のラインにも使用できるのか…。しかも食品と接触する可能性のある潤滑剤としてOK…。最強じゃないか…。
さて、さっそくやってみます。
まずは、引き戸のレールをお掃除。屋外に連結した場所なので、結構ホコリ溜まっていますね…。
あらかたのゴミを除去しました。
そして、レールにシリコーンルブリカントをシューっと。
噴射しながらサッと2往復しました。
上部のレールにも。ここ木材しかないですが、木にも使用できるので問題なし。
60年以上前の木材なので、すごい年代ものです。
これだけ古い木材でも効果あるのかな…。
このあと乾いた布で軽く拭います。
では、さっそく戸を引いてみます。
お、
おお〜!
音は小さくなっている、けれども、一番は動きのよさ! 画像だと伝わらないのがもどかしい。
すごいスルスル動くようになった! 戸を引く手を離しても、扉が動いていく。
感覚的には急にベアリング駆動になったような感じです。
すごい、シリコーンルブリカント…。
せっかくなので、家の中のきしみがひどい部分をどんどんシリコンコーティングしていきましょう。
わりとストレスなのがこのドアのカチャカチャするところ。
最近、奥に引っ込んだままで扉が一度で閉まらないことがあるんですよね。
ここの隙間にシュッ。
このまま乾燥すると逆に動かなくなりそうなので、動かしながら10秒ほど。
はい、修理完了〜。
動きよし!
続いて、こちらの事務用イス。
最近、体重をかけるとギシギシ言うんですよ。
買い換えようかと思ったんですが、シリコーンルブリカント使ってみます。
裏返しにして。
たぶん、この辺から音がでている。
じゃあ、ここにも。
シュッ。
この部分も怪しいので隙間にシュッ!
修理完了〜。
吹きかけるだけなのでめちゃくちゃ楽だな。
まったく、きしみがなくなりました。
感動…。買い換えなくてよかった…。
その後も、さまざまな部位にシュッを行いました。
ここも。
こんなところにも。すごい快適になった…。
オイル系のケミカル用品とちがって、乾き布でぬぐったあとはベタベタせず、液だれもないので非常に気軽に使用できます。
家具などの軋み音って、結構ストレスなんですね。
毎日の生活が少し気楽になりました。
いろいろなところが目につく自宅だからこそ、こういうちょっとしたところを直してあげると、気持ちよく過ごせますね。
自宅で気になる音がする部分に、ぜひ一度お試しください。