自転車愛用者の方の中には、ご自身でブレーキケーブルやシフトケーブル交換をされる方もいられると思います。
ケーブルの長さは自転車によりまちまちですので、愛車に合わせた長さに必ずカットして使用しなくてなりません。
そこで使うのがケーブルカッターなのですが、安価なケーブルカッターを購入して使ってみたら切れ味があまりよくなかったり、インナーケーブルをカットしたら「ワイヤーの先からほつれてしまいバラバラに広がってしまった!
なんて経験ありませんでしたか?
やはりそこは、自転車専用に設計されたシマノケーブルカッターを使えば使いやすく機能的なので作業もスムーズに。
コスナサイクルでも、自転車ブレーキケーブルやシフトケーブル交換時などに今までもシマノケーブルカッターを長く愛用していましたが、今回新しくシマノ純正工具のケーブルカッター「TL-CT12」に切り替えました。
以前のモデルより自転車用に更に機能的で使いやすくなっていました。
そこで、プロが選ぶ自転車専用ケーブルカッター「シマノ ケーブルカッターTL-CT12」5つの機能について使い方をご紹介します。
TL-CT12ケーブルカッターの持ち手部分には樹脂カバーで覆われスリットがいつくも入っているので滑らず、ホールド感もしっかりしています。
自転車用ブレーキケーブルやシフトケーブルのアウターケーブルカットはこの部分で行います。
自転車用ブレーキ用インナーケーブルや変速用インナーケーブルもスムーズにカット。
ワイヤーインナーケーブルがほつれることなく「スパッ!」と切れます。
自転車シフトアウターケーブルをカットすると、少しアウターが変形した円になってしまうことがあります。
そんな時に、この部分を使ってシフトアウターケーブルの形を整えます。
シマノケーブルカッターTL-CT12のこの部分にライナーニードルが付いています。
これを引き出しで使います。
ライナーニードル本体部分
ブレーキアウターケーブル内に入ってるライナーをこれで修正します。
ブレーキアウターをカットするとどうしても内側のライナーがつぶれやすく、今までは先の細い千枚通しのようなものを別に用意して修正作業していましたが、これが付属していると本当に便利ですよ。
ブレーキケーブル・シフトケーブルのインナー用エンドキャップの固定にこの部分を使います。
この部分は、両面がフラットになっていますのでエンドキャップを均一にしかもしっかり固定できます。
自転車ブレーキケーブル交換や変速ケーブル交換などは適正な長さにケーブルカットするのはもちろんですが、それ以外の作業としてブレーキ調整・変速調整なども行う必要があります。
ブレーキケーブル交換などは安全に関わるところでもありもし、ご自身で作業を行うのに不安がある時はお近くの自転車専門店へご相談ください。