自転車用携帯ミニポンプ自分で選ぼうとして検索したらそれぞれ特長がありまた種類が多すぎてどれにすればいいか悩みませんか?
皆さんそれぞれに自転車用携帯ポンプを購入するときに条件があるかと思います。
そこで今回は、クロスバイクやロードバイクなどスポーツバイク用店長おすすめ自転車携帯ポンプとAmazonで購入した安価なモデルこの2つの自転車携帯ポンプを実際に店長の私が試して比較してみました。
先ずは、店長おすすめ携帯ポンプTOPEAK ROADIE TT(トピーク ローディーTT)です。
TOPEAK(トピーク)は、自転車用アクセサリーで定評のあるブランドです。携帯ミニポンプ「ROADIE TT」は、特にロードバイクやクロスバイクなどスポーツバイクに特化した携帯ポンプです。
TT(ツインターボ)テクノロジーを採用した携帯ポンプ。
フレンチバルブ(仏式)専用口金でフレーム装着用クランプが付属しています。
TOPEAK ROADIE TTは、航空機グレードのアルミニウムを使用しており、非常に軽量(約100g)ながらも頑丈です。シリンダーがアルミ製なので耐久性が高く、長期間の使用でも変形しにくいのが魅力です。全体的にスリムな形状で、フレームに取り付けても違和感が少なく、スタイリッシュな見た目もポイントです。
ROADIE TTは、特に高圧に対応できるようTT(ツインターボ)テクノロジーを採用しています。最大160psi(11bar)まで対応可能で、ロードバイクの細いタイヤに適しています。エアの入れやすさにおいても優れており、少ない力で効率的に空気を入れることができます。
TT(ツインターボ)テクノロジーは、ポンプのハンドルを引いた時にシリンダー内に空気を圧縮して、ハンドルを押した時に圧縮された空気を一気に充填するので、低圧から高圧まで一定の抵抗感で加圧できる構造です。
だから従来のポンプより楽に空気を入れられます。
こちらのBV自転車用携帯ポンプです。
BVポンプはAmazonで人気のある安価な選択肢です。多くのユーザーレビューでそのコストパフォーマンスが評価されており、特に予算を抑えたいライダーにとって魅力的です。BVポンプはプラスチック製で、軽量でありながらも手軽に持ち運べるのが特徴です。
取付ブラケット付きでベルクロストラップも付属。
付属のニードルを使えば、ボールや浮き輪などにも空気を入れることができます。
BVポンプはプラスチック製で、TOPEAK ROADIE TTに比べてやや安っぽさを感じるかもしれません。しかし、その分軽量で、持ち運びには便利です。グリップはシンプルで、特に滑り止め加工などは施されていません。
エアの入れやすさは普通ですが、長時間使用すると手が疲れる可能性があります。
全長と重量は、
上段のBV携帯ポンプが全長約25㎝、重量96g
下段のローディーTTが全長19.5㎝、重量100g
重さは若干BV携帯ポンプの方が軽いですが、コンパクトさではローディーTTの方です。
上段のBV携帯ポンプのシリンダーは樹脂製シリンダー
下段のトピーク ローディーTTはアルミ合金製のシリンダー
左側のTOPEK ROADIE TTのポンプ口金はアルミ合金製
右側のBV携帯ポンプのポンプ口金は樹脂製
上段のBV携帯ポンプは樹脂製ロック用レバー
下段のTOPEAK ROADIE TTはアルミ合金製ロック用レバー
BV携帯ポンプの先をT字にしてポンピング作業をしやすくします。
緩めたフレンチバルブ口金の奥までしっかりポンプ口金を押し込みます。
ポンプ口金のロック用レバーを上に向けてロックします。
ポンプ本体をしっかい押さえてポンピングして空気を充填していきます。
BV携帯ポンプで100回ポンピングしたところで空気圧を計測したら1.98Barでした。
100回までのポンピングはスムーズ。
200回でのBV携帯ポンプの空気圧は3.94Barです。
ポンピングは100回から200回は段々ポンピングも少しずつ重く感じますがまだ問題かく充填できます。
300回でのBV携帯ポンプの空気圧は5.69Barです。
ポンプ本体も200回過ぎたころから手で押さえている樹脂部分が熱を持ち熱くなってきて、ポンピングは250回過ぎたころから一気に重くなりポンプシリンダーを押すにも力強く「ググ~ツ」としないと充填するのが辛かったです。
その後、300回以上ポンピングして空気を充填しようと思いましが途中計測しながらの充填もありまた、私の力不足のせいかポンピングを押す力が限界で断念しました。
最初からポンピング作業を止めずに回数を増やしていけばもう少し空気を充填できたかもしれません。
TOPEAK ROADIE TT携帯ポンプで実際に試してみましょう。
フレンチバルブ口金にローディーTTポンプ口金を奥までしっかり押し込む。
ひとつ前の画像でポンプ本体のサイドに見えていた「ROADIE TT TWIN TURBO」文字が見えないようにポンプ本体を左側にひねりポンプシリンダーが動くようにロックを解除します。
ポンプ口金のレバーを上に向けてロックします。
ローディーTTポンプ本体のバルブ付近をしっかり手で押さえて空気を充填していきます。
TOPEAK ROADIE TT携帯ポンプの100回ポンピングでの空気圧は1.86Barでした。
先程のBV携帯ポンプと比較するとBV携帯ポンプが100回で1.98Barですから、ポンプ長の違いもありBV携帯ポンプの方が少しだけ空気を多く充填できます。
ローディTTは、ポンピングは凄く楽ですね。
ローディーTT200回ポンピングでの空気圧は3.75Barでした。
BV携帯ポンプは3.94Barでしたから、200回でも空気充填量はBV携帯ポンプの方が少し上回ってます。
でも、ROADIE TTのポンピングはツインターボテクノロジーもあり200回までもスムーズに一定のリズムで空気を充填でき楽ですね。
300回でのROADIE TTの空気圧は5.55Barでした。
BV携帯ポンプは、300回で5.69Barでしたからやはり少しだけ空気圧の充填量は多いですね。
気になるポンピングですが、先ほどのBV携帯ポンプは300回で私は限界でしたが、TOPEAK ROADIE TTは300回過ぎても難なくスムーズにポンピングでき、ポンプ本体の熱も気になりませんね。
ローディーTTでの400回の空気圧は7.36Barでした。
ほんと!ローデイーTTのツインターボテクノロジーの威力は凄いですね!
400回のポンピングでも一定のリズムでスムーズにポンピングできます、さすがに手で押さえている本体部分は少し熱をもってきますけど。
TOPEAK ROADIE TTの使用感
実際にTOPEAK ROADIE TTを使用してみると、その使いやすさと高性能に驚かされます。特にロードバイクでの高圧タイヤに空気を入れる際、その真価を発揮します。軽量で携帯しやすいだけでなく、エアの入れやすさもスムーズで信頼性の高い携帯ポンプを求める方におすすめです。
ロードバイクやクロスバイクで空気圧MAX8気圧のタイヤを使用してるのなら、TOPEAK ROADIE TTの携帯ポンプの方が実用的でツーリング途中での空気充填でも楽にポンピングでき負担も少ないのでおすすめです。
BVポンプの使用感
BVポンプは、価格相応の性能といった印象です。クロスバイクなどの指定空気圧6気圧強ぐらいまでのタイヤを使用していて、取り合えず安価な携帯ポンプを探してい入る方ならAmazonで購入したBV携帯ポンプでもエマージェンシー用に持っておくのもありかもしれません。ロードバイクの高圧タイヤなどは少し大変かもしれません。
TOPEAK 「ROADIE TT」とBVポンプは、それぞれ異なるニーズに応える製品です。
高品質で信頼性が高く、特にロードバイク向けの携帯ポンプを探している方にはTOPEAK ROADIE TTがお勧めです。一方で、コストを抑えつつ、日常的な使用や短距離ライドを楽しむ方にはBVポンプも選択肢として十分考えられます。最終的な選択は、あなたのライディングスタイルと予算次第です。自分のニーズに最適なポンプを選んで、快適なライドを楽しんでください!
普段使いにはやはりフロアポンプは必需品ですよ。
こちらのコスナサイクルブログ記事で紹介していますので参照してください。
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