お客様より、ロードバイクのオーバーホールのご依頼をいただきましたので、その作業風景を画像を交えながら紹介していきます。
自転車の場合は、車体から一旦部品を全て取り外して、各部品の洗浄・潤滑・グリスアップ等の作業を行い、その部品を車体に再組付け調整して仕上がることです。
但し、各ショップさんによってオーバーホールの内容も各種設定により差があると思いますので、ご依頼時に各ショップさんへご相談してください。
最初に、車体の大まかな汚れ等を落とす作業として洗車作業をします。
洗車作業でコスナが使用するのが、コレ!「トリエコーV」です。樹液の原液を使用しているので素材を傷めないのが良いですよ!
水の入ったバケツにこの原液を適量入れ、スポンジでよく泡立て準備完了です!
店長愛用の手荒れから解放され!油汚れもスッキリ落ちるトリエコーV
泡立てた洗浄液をスポンジに含ませて車体の汚れを落としていきます。
洗浄液の泡で汚れを浮かせたら水で洗い流して、から拭き作業を行い水分を拭き取ります。
メンテナンスルーム内に自転車をセットして、各部品を自転車フレームから取り外していきます。
これで、フレームから部品を全て取り外して次の作業に入ります。
フロントホイールのハブ軸を分解・洗浄作業してこのようにきれいにします。
「ビフォー」 フロントハブ内部のベアリング、シャフト部等も古いグリスでかなり汚れていますね!
「アフター」ベアリング・ハブ軸シャフトも洗浄して汚れもスッキリ!落ちました。
ハブ軸内部にグリスを注入、ちなみに使用しているグリスはもちろん「ワコーズ製」です。
ハブ軸シャフトがガタもなく重くもなくベストな状態に調整していきます。この作業は精度を求めて細かく調整していきます。
ホイール振れ取り台にセットしてホイールバランス調整を細かく調整していきます。
フロントホイール部の分解・洗浄・グリスアップ作業及びホイールバランス作業の完了です。
リアホイール部も洗浄・潤滑・グリスアップ及びホイールバランス作業を行っていきます。
先ずは、リアホイール部のカセットスプロケットを取り外します。
後輪フリーハブ部も分解・洗浄しきれいにします。
フリーハブ内部にベアリングを入れグリスアップします。
スプロケットも汚れもキレイに落として「ピカピカに!」再組付けして、ハブ軸シャフトの調整も行い完了です。
フロントフォーク部も分解します。かなり汚れていますね!
ヘッド部のベアリングを一旦フレームから取り外し洗浄後、再組付けしてグリスアップします。
フレームの艶出しは、コレですよね!ガラスコーティングの「ワコーズ バリアスコート」
ワコーズ・バリアスコートには専用のマイクロファイバークロスが付属していますのでこれを使用して光沢のあるガラスコーテイング作業を行っていきます。
フレーム全体をガラスコーテイングしてから、各部品の再組付け作業を行います。
フレームが艶々していますよね!ブレーキ周りもピカピカに!
リアディレイラーも光沢が蘇りました!
フロントディレイラーも輝いています!
クランク周りもキレイに汚れが落ちて光沢にも深みを感じませんか!
バーテープの最初はイエローでしたが、オーナー様のご希望でブラックに変更しました。
またイメージが変わりますね!
リアホールも組付けフリーハブも輝いていますね!
フロントホイール部も新品同様な光沢感に蘇りました!
これで、オーバーホール作業の終了です。
オーナー様ありがとうございました。
コスナサイクルでのオーバーホールの基本料金は、¥44,000(税込み)です。
※部品交換等の場合は、別途部品代が加算されます。
また、最近の内装式アウターケーブルのモデルについてはご相談くださいませ。
ロードバイクは定期的に年1回はオーバーホールをおすすめします。また、クロスバイク等も含めお客様の予算にあったプランもご提案いたしますのでお気軽にご相談くださいませ。