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シマノチェーンチェッカー「TL-CN42」チェーン伸び測定と使い方

シマノチェーンチェッカーTL-CN42

自転車チェーン伸び測定でチェーン摩耗を確認

自転車チェーンも他の部品と同じく消耗品です。

チェーン摩耗した状態で使用続けていますと、チェーン本来のパフォーマンスが低下してしまうのはもちろんですが、その影響で変速不良や異音またはギアの歯飛び原因にもなりかねません。

チェーン伸び測定用の「チェーンチェッカー工具」を使用して簡単にご自分でも測定できますので定期的に行うことをおすすめします。

 

シマノチェーンチェッカー「TL-CN42」使い方

シマノチェーンチェッカーTL-CN42を手に持つ

シマノチェーンチェッカー「TL-CN42」を使ったチェーン伸び測定方法を説明します。

シマノチェーンチェッカーTL-CN42①を奥まで差し込む

まず最初に、チェーンチェッカーTL-CN42の①番をチェーンプレートの間にしっかり奥まで差し込みます。

シマノチェーンチェッカーTL-CN42②を落とす

次に、チェーンチェッカーTL-CN42の②番をチェーンプレートの間にゆっくり落とします。

この状態で画像のようにチェーンチェッカー工具がチェーンプレートの隙間に落ちなければ大丈夫です。

 

チェーンチェッカー使用時の注意点

シマノチェーンチェッカーTL-CN42②の隙間があれば大丈夫

シマノチェーンチェッカーTL-CN42で測定するときはゆっくり測定器の②番を落とします。

チェーンチェッカーTL-CN42測定でチェーンを強く押さない

この画像のようにチェーンチェッカーをチェーンの上から強く押しつけて測定しないように。

正しく測定できません。

 

チェーン測定での交換時期のチェーン

チェッカーTL-CN42で測定してチェーン伸びで交換時期のチェーン

シマノチェーンチェッカーTL-CN42を使い測定して本体の②番がチェーンの隙間に落ちればチェーンがかなり摩耗していますので交換時期となります。

 

まとめ

自転車チェーンの摩耗を定期的にチェーンチェッカー工具で測定することで目視で摩耗状態を確認できます。

また定期的にチェーン交換することで駆動効率も良くなり、愛車のベストパフォーマンスも維持できます。

こちらのコスナサイクルブログ記事も参照してください。

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投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。