フォールディングバイク(Folding bike)とは、一般的には工具などを使用せずに簡単に折り畳むことが出来る自転車のことを言います。
一部モデルでは工具が必要なモデルもあります。
折り畳み自転車のメリットとして
その他フォールディングバイクがあればあたなのライフスタイルを更に充実してくれるかもしれません。
そんな魅力的なフォールディングバイク(折り畳み自転車)ですが、予算やモデルなど種類が多くどれを選べば良いか悩まれる方も多いと思います。
そこで今回は予算6万円台で、コスナサイクル店長のわたしがおすすめしたいフォールディングバイク(折り畳み自転車)がESRから新発売されました。
それが「PURSUER(パーサー) LC」モデルです。
ESRのフォールディブバイクはディスクブレーキを搭載した「PURSUER DiSC」のみでしがた、今回新たにより身近でお求めやすい価格のモデルとしてVブレーキ仕様の「PURSUER LC」が新発売されました。
「PURSUER LC」の「LC」の意味はメーカーさんいわく「L」が【LIKEやLOVE】の頭文字で、Cは【CYCLE】の頭文字をとって「PURSUER LC」とネーミングしたそうです。
ESRの折り畳み自転車「PURSUER 」の最大の特長は、乗りやすさと優れた操作性ではないかと私は感じています。
自転車で基本となり乗り味等で重要な部分でもある自転車フレーム設計は自社で行っています。
その自転車設計担当者は、元大手メーカーで自転車設計に長年携わっていたこともあり自転車を知り尽くしていますので、モデルごとに特性を最大限に発揮できるように妥協することなく細部までこだわりぬいた1台に仕上げています。
更に今回発売されました「PURSUER LC」についても組付けられていますパーツ1点1点徹底的に部品構成にもこだわっていますので、他メーカーの同価格帯と比べてもポテンシャルの高さを秘めていると思います。
フレームカラーもその自転車の魅力を最大限に引き出す重要な役目をしています。
「PURSUER LC」のフレームカラー選択ではESR担当者がトレンドのカラーを取り入れながらカラーにも特長をもたせて選択したそうです。
それでは、「PURSUER LC」全カラー4色を見ていきたいと思います。
IVORY(アイボリー)
このアイボリーカラーも多くの見本の中からさらにこだわり選んだカラーだそうです。
TURQUISE(ターコイズ)
画像ではスカイブルーのような色合いに見えますが、現車の方がより魅力的な色合いになっています。
SILVER(シルバー)
シルバーカラーは深みのある光沢で高級感を感じます。
BLACK(ブラック)
少し光沢のあるハーフマット系のブラックカラーに仕上げています。
工具など一切使用しないで簡単に折り畳みができます。
折り畳んだ状態での各寸法は、横幅:約78㎝×縦幅:約47㎝×高さ:70㎝です。
折り畳んだ時に前後車輪が固定しやすいようにロックマグネット標準装備です。
PURSUER (パーサー)のフレーム素材は、一般のアルミ自転車に採用されていますA6061材の1.3倍の抗張力のある「ESRオリジナルSP6000」
フレーム成形は高級モデルなどに採用されていますハイドロフォーミングを施した美しい流線形のフォルムです。
更に「Polygon Tubing Design(ポリゴン チュービング デザイン)」によりフレームパイプを多角形にデザインすることでフレームにかかる応力を分散し強度を確保しながら軽量化も可能にしたフレームに仕上げています。
変速ワイヤーケーブルはフレーム内装仕様なので見た目もスッキリ。
「PURSUE LC」モデルでは、シフトケーブルのフレーム後部の内装位置も新たに設計し、シフトケーブルのラインがスムーズになるように更に、ケーブルガイドを2ヶ所設けることで変速ケーブルに余分な摩擦がかからないように綺麗にケーブルラインがでるように細部までこだわって設計されています。
リアブレーキケーブルもフレーム内装仕様に。
リアブレーキのフレーム後部内装位置もケーブルラインがきれいに出るように設計されています。
リアフェンダー取付部も「PURSUER LC」の特長のひとつです。
通常はフェンダー取付ダボ穴がフレーム側にネジ切りされているのですが、よ~く見てみますとアレ!?
わかりますか?
リアフェンダー取付台座が別に付いています。
フレーム裏側から見てみますとご覧の通り、フェンダー台座がリプレイスできるようになっています。
わたしも色々な自転車を見てきていますがこれは初めて見ました!
リアフェンダー取付台座を交換可能なリプレイス仕様にすることで、リアフェンダー付近に何らかの強い衝撃を受けた場合に、リプレイスのフェンダー取付台座が代わりに衝撃を受けて破損してしまっても台座を交換すれば元に戻りますし、なによりこれによりフレームへのダメージを防いでくれるので安心です。
設計者のこだわりがここにも見えますね。
フェンダーとタイヤとの間のクリアランスも計算された通り美しいラインが出ています。
フレームトップチューブには、ボトルゲージが後から取付できるようにボトル台座が付いています。
フレームヘッド部には「ESR」のロゴをデザインしたヘッドバッチが輝いています。
ハンドルステムは、前傾9度仕様を採用することでカジュアルスタイルのリラックスポジションでもハンドル操作がしやすくなっています。
また、ハンドルステムはレバーで簡単に高さを伸縮できるので自分の高さに合った位置に調整可能です。
ハンドルステムの折り畳み機構も丸型のストッパーを操作しながらレバーを開くことで簡単に折り畳むことができます。
フレーム折り畳み部分も黒いストッパーを上にあげレバーを開くことで簡単にフレーム本体を折り畳めます。
前後ハブともシールドベアリングを採用。
外側のシールド部分が外部からのゴミや雨水等の侵入を防いでくれるので、ベアリング内部の防水や安定した回転が保てます。
変速システムは7段変速でシマノ製スプロケット「SHIMANO MF-TZ500 14-28T 7スピード」とリアディレイラー「SHIMANO RD-FT35(Tourney)」を搭載
クランクは「Forged AL-6061-T6 165mm 52T ダブルガード付き」なので変速時のチェーンバタつきによるチェーン外れ等を防止してくれます。
変速レバーは、親指で簡単に変速操作ができるシマノ製サムシフター「SHIMANO SL-TX30 7S」を採用。
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインのロックリング付きグリップを採用
手のひらを面で支えてくれるので、手に掛かる負担も軽減されるので長時間走行でも疲れにくくなります。
一般自転車での後輪ブレーキ(サーボブレーキ等)でも信頼がある日本メーカーKARASAWA製のVブレーキを採用
Vブレーキレバーは「TEKTRO」アルミ製を採用。
レバー部分もアルミ製なので樹脂タイプに比べたわみもないので安定したブレーキ操作ができます。
幅広タイプのエラストマー付きサドルを採用。
エラストマーによりサドルにかかる衝撃を吸収し、更にサドル部分も厚みがありクッション性も向上するので快適走行が楽しめます。
シートポストはオフセット20mmなので折り畳み自転車が初めての方でもリラックスポジションで乗車できます。
タイヤサイズは20×1.5(406)
空気口金はフレンチバルブ(仏式)を採用していますが、一般自転車用フロアポンプでもエア補充ができるように仏式から英式バルブに対応できる「フレンチバルブアダプター」が前後に付いています。
こちらのコスナブログ記事で「フレンチバルブアダプター」の使い方を説明していますので参照してください。
「PURSUER LC」はフレーム台座に取り付けるサイドスタンドが標準装備されています。
本体価格:¥66,000(税込)
重量:11.8㎏(ペダル・スタンド含まず)
適応身長目安:150㎝~180㎝
ESR「PURSUER LC(パーサーLC)」折りたたみ方法はこれを見れば分かる
ESR「PURSUER LC(パーサーLC)」組み立て方はこれを見れば分かる
ESRから新発売されました「PURSUER LC」実際に組立整備作業を行った後、店長のわたしが試乗した素直な感想は、無理な前傾姿勢もなくリラックスポジションで乗れるので「初心者にも乗りやすく快適な1台」に仕上がっていますのでおすすめしたいモデルのひとつです。
お近くのエリアの方で興味をお持ちの方は、当店にご来店いただき実車をご覧ください。
ESRメーカーサイトにてコスナサイクルの関連ブログ記事が紹介されています
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