小田原の自転車専門店

スポーツバイク用シマノ「HILMO(ヒルモ)」ハブダイナモ手組ホイール作業

スポールバイク用シマノ「ヒルモ」ハブダイナモ仕様の手組ホイール作業開始

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手組ホイールとは?

クロスバイク、ロードバイクなどのスポーツバイク系のホイールと言えばメーカーで組立済の完組ホイールが今やほとんどです。

手組ホイールって何?と思われる方も中にはいらっしゃるんじゃないかなと思います。

手組ホイールは、リム・ハブ・スポークこれら全て別々の部品を1から手作業で組立ホイールバランス調整を行い完成させるのが手組ホイールです。

 

先ずは、スポーク長の算出から

特にスポーツバイク系の手組ホイールの場合、スポーク長と言われる長さが使用されるリムと組み合わせるハブ本体によりmm単位で変わってきます。

その適正スポーク長を左右それぞれ1㎜単位で算出しなければなりません。

リムの各サイズ計測後の数値算出、ハブ本体各サイズ計測と数値割り出し、使用するスポークのニップルネジの数値計測など。

その数値を元に、スポーク長を計算してはじめて適正スポーク長が算出されます。

しかし、

この作業がとても重要で手間暇がかかるため、ショップさんによっては手組ホイール作業を嫌がるところもあるようです。

 

スポークをハブ穴に通す

手組ホイールでシマノ「ヒルモ」ハブダイナモにスポークを通す

算出された適正スポーク長のスポークを使用して、ハブ本体のスポーク穴にスポークを1本1本通して行きます。

ただ穴にスポークを通すのではなく、スポーク交差の仕方、ハブ本体の「SHIMANO」ロゴ位置などを考慮して行います。

 

シマノ「HILMO(ヒルモ)」ハブダイナモ

DH-C2100-N-QRシマノ「ヒルモ」ハブダイナモの手組みスポーク通し完了

今回は、お得意様よりロードバイクのハブダイナモ仕様でのご依頼です。

ロードバイク・クロスバイクなどスポークバイク系には、完組でのハブダイナモホイールは現在ありませんので、手組ホイールとなります。

そこで、

シマノ「HILMO(ヒルモ)」ライトシステムのラインナップからDH-C2100-N-QRクイックレリースハブ対応のハブダイナモを採用しました。

 

シマノ「HILMO(ヒルモ)」3つの特長

  1. 配光がよりワイドに!(常時点灯)

  2. すっきりコンパクトボディ
    DH-C2100とDH-2N30-J比較して、重量約36%減!、体積約42%減!

  3. ライト点灯時の発電抵抗が1/2
    アルミ製コイルを採用することにより軽量化を達成。
    積層構造発電ユニットで発電効率向上と回転抵抗を軽減。

 

ホイール仮組作業

スポーツハブダイナモで手組みスポーク6本交差

リム穴数が32Hなので、スポークは6本交差で仮組していきます。

ホイールバランス調整作業

手組ホイールの仮組完了後にホイールバランス作業へ

先代から愛用のプロ仕様ホイール振れ取り台に仮組したホイールをセット。

この作業に使用するスポークテンションメーターとホイールセンターゲージを準備してホイールバランス調整作業のスタートです。

手組みホイールのニップル均等に締める

スポーク本体のネジ山が隠れるぐらいまでニップルを均等にマイナスドライバー工具を使い締めていきます。

手組みホイール左右と縦振れをニップル回し工具で調整

ニップル回し工具を使いスポーク1本1本を締めながら、リム左右の振れ取り及び縦振れを修正しながらホイールテンションを上げていきます。

手組みホイールをセンターゲージ工具で左右確認

ホイールセンターゲージ工具を使用してセンター位置を左右確認しながら作業を進めて行きます。

手組みホイールでスポークを手で押さえてなじみ作業

スポーク1本1本手でなじみを出す作業を行います。

手組みホイールでスポークテンションを確認

スポーク1本1本をスポークテンションメーターにて数値を確認しながら数値を均一にしていきます。

手組みホイール作業で精度を高めて微調整

ホイールバランスの微調整を繰り返しながら、細かく左右・縦振れを取りながら納得いく段階まで仕上げていきます。

 

美しく見せるこだわりの箇所

手組みホイールのこだわりハブ「SHIMANO]ロゴがバルブ穴の真上にくる

店長のわたしのこだわりとして、より美しく手組ホイールを見せるために、ハブ本体の「SHIMANO」ロゴがリムのバルブ穴の真上にくるようします。

更に、「SHIMANO」ロゴが進行方向に向いて左側から読める位置に合うようにスポーク交差位置を調整しています。

 

画像少し見ずらくてすみませんが、リムのバルブ穴が下側に見えるのわかりますでしょうか。

ハブダイナモ手組ホイール完成

シマノ「ヒルモ」ハブダイナモの手組みホイール完成

スポーツバイク用シマノ「HILMO(ヒルモ)」ハブダイナモを使用した手組ホイールの完成です。

I様ありがとうございました。

一般自転車の手組ホイール


こだわりの自転車ホイール手組み一般自転車編
こちらのブログ記事も参照ください。

まとめ

通勤仕様等での夜間走行でスポーツバイクをご愛用の方に、電池式のLEDライトやUSB充電式のLEDバッテリーライトなどありますが、ハブダイナモによる常時点灯ライトの手組ホイールも選択に加えてみてはいかかでしょうか。

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。