今回は、自宅で簡単にできる「子供用自転車掃除のコツ」として乾拭き作業を紹介します。
お子様の自転車を見ていますと、結構汚れたままの状態で乗車している子がかなり多いですよね!
おそらく購入してから数回程度しか掃除してないかな?と思われる感じです。
折角、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんから買ってもらった自転車ですので大切にいつまでも乗ってもらいたいですよね。
以前、店長の私が地元小学校PTA行事の「低学年対象の自転車教室」で自転車の乗り方などを指導させていただいた時も、最後の時間は必ず物を大切にすることを教える目的もあり「自転車掃除の方法」を説明して皆さんと一緒に校庭で行っていました。
子供達各自で用意してもらったタオル等を使用して自分の自転車を掃除してもらうのですが、どのお子様もみんな一生懸命にピカピカになるように乾拭き作業を行っていました。
これから紹介する内容は、大人の自転車でも共通しますので、
ご家庭でお子様と一緒に自転車を掃除して、掃除の方法を覚えてもらえたら嬉しいです。
自転車の掃除する時は、どこからでも掃除して良いのですが、乾拭きの順番を決めておくと拭き忘れもなく効率的に無駄なく掃除ができますよ。
おすすめは、自転車前側から順番に、後側からですとどうしてもギヤ周りやチェーンがあるので汚れの程度が高いので直ぐにタオルが汚れてしまい、汚れたタオルで乾拭きすると更に汚れが酷くなってしまいますし。
使い古しのタオルと綿棒。これだけです。 更に軍手等があれば手の汚れも防げます。
先ずはハンドル部分から、タオルをハンドル上側から通して左右にタオルを手に持って交互に動かします。
細かな場所を拭くときは、このようにタオルを指先に少し巻いて行うと掃除しやすいです。
自転車フレームのヘッド部もこのようにタオルを通して左右に交互に動かしながら乾拭きを。
前輪のドロヨケ部分は、指先にタオルを巻いて少しずつ上下に動かしながら拭きます。
拭きにくい箇所は、このようにタオルを隙間に通してから左右の手で交互にタオルを動かし汚れを拭き取ります。
スポークと呼ばれる(棒状のようなもの)所も1本1本指を使って拭いていきます。
前輪のリム部分は、指先にタオルを巻いてスポークとスポークの間を順番に拭き取っていきます。
リムサイドもブレーキゴム等の汚れが付いてますので、しっかり指先を使って汚れを拭き取ります。
タオルを前輪ハブ外側に回すようにしてタオルの先を左右それぞれ持って交互に動かし掃除します。
この時、タオルを少しずつずらしながら作業を進めてください。
前輪とフロントフォークの間もタオルを通して左右に動かしながら拭き取ります。
自転車フレーム部分を拭き取っていきます。この時ワイヤーケーブルなど拭きにくい箇所は、タオルの先を細くして拭き取ると良いと思います。
シャフト軸とクランクの隙間も汚れがたまりますので拭き忘れのないように。
ペダル本体の隙間もタオルの先を細くして通せば簡単に拭き取りやすいです。
後部フレーム部分もしっかり拭き取っていきます。
後輪のリム部分も汚れが付きやすいので丁寧に拭き取りましょう。
ギヤ付き自転車の場合は、このようにタオルをギヤとギヤの間に持っていき左右にタオルを動かして1枚1枚ギヤを空回りさせながらゆっくり拭いていきます。
作業しずらい時は、後変速機の位置を変えて行うと作業しやすいです。
※この作業は、手を挟みやすいですので注意しながら行ってください。
お子様だけの作業に心配な場合は、この作業はご家族の方が行ってください。
最後は、各ネジ部の頭など拭き取りが難しい箇所は綿棒を使って拭いていきます。
これで自転車掃除の乾拭き作業は完了です!
自転車掃除の基本は乾拭き作業です。
お子様自身で自分の愛車を掃除する習慣ができればなによりです。
きれいな自転車に乗るのは気持ちも良いですし。
簡単な乾拭き作業から年に1回ぐらいの大きな自転車掃除などの時は、
プロも愛用の自転車ケミカル商品おすすめ7選を参照してお子様と一緒に掃除を行ってみてください。
その他子供自転車についてそれぞれコスナサイクルブログ記事で紹介していますので参照してください。