小田原の自転車専門店

クロスバイクを通勤仕様にしてみた「フェンダー(泥除け)」取付編

レイル700&レイル700Aフェンダー取付仕様

通勤用クロスバイクにはフェンダーもあり

カジュアルスポーツバイクとして最適なクロスバイクですが、毎日の通勤に使用される方も多いと思います。

多くのメーカーの標準仕様では、クロスバイクにフェンダー(泥除け)は付いていません。

オプションパーツになります。

でも、通勤に毎日使用していたら晴れの日ばかりではありません。

雨の日もありますし・・・・・。

例えば、スーツスタイルでの通勤時に突然雨が降ってきて、背中に「ビシャー!」と縦に雨水による汚れた線ができたら最悪ですよね。

そうなると、あると助かるのはやはりフェンダー(泥除け)です。

でも、フェンダー(泥除け)といっても何種類かあります。

取り外し可能な簡易タイプ、ショートフェンダーそれとフルフェンダーです。

今回紹介するのは、フルフェンダーです。

これなら一般自転車と同じようにしっかり雨からガードしてくれますし、最小限に汚れを防いでくれます。

 

フェンダー取付ビフォーアフター

今回、店長おすすめモデルで人気のクロスバイク、コーダーブルームのレイルシリーズから「RAIL700」・「RAIL700A」のタイヤサイズの違う2モデルにフェンダーを取付してみました。

レイル700モデルは、タイヤサイズ700×28C

レイル700Aモデルは、タイヤサイズ700×32C

コーダーブルーム レイル700モデル

コーダーブルーム2020年レイル700

ビフォー フェンダー取付前

コーダーブルーム レイル700クロスバイクフェンダー取付仕様

アフター フェンダー取付後

レイル700フロントフェンダー取付仕様

フロントまわりもフルフェンダーでしっかりガード

レイル700リヤフェンダー取付

リヤもフルフェンダーなら安心

 

コーダーブルーム レイル700Aモデル

コーダーブルーム2020年モデル「レイル700A」オリオンブルー

ビフォー フェンダー取付前のコーダーブルーム・レイル700Aモデル

レイル700Aフェンダー取付仕様

アフター フェンダー取付後のコーダーブルーム・レイル700Aモデル

レイル700Aフロントフェンダー取付

 

レイル700Aリヤフェンダー取付仕様

フェンダー取付後のフォルム

フェンダー取付前に確認すること

レイル700フロントフェンダー取付ダボ

フロント用フェンダー取付ダボ

クロスバイクにフェンダーを取り付ける場合、フェンダー取付用ダボがフレームについているか確認してください。

レイル700リアフェンダー取付ダボ

コーダーブルームのクロスバイク・レイル700シリーズには、リヤフェンダー取付ダボとリヤキャリア取付ダボも付いています。

フェンダー取付ダボが無いモデルの場合は、ダボ無しでも取付可能なフェンダーから適合商品をお選びください。

レイル700フェンダークリアランス確認

タイヤサイズによりフェンダーの対応幅も変わりますので、タイヤサイズの確認を忘れずに。

タイヤサイズの見方が分からない方はこちらのブログ記事を参照してください。

 

ご自身でフェンダーを取り付けるときの注意点

フェンダー取付時には、今回使用しましたフェンダーのように取付ステー棒を適切な長さにカットして使います。

そのためスチール製棒状ステーをカットするのに工具が別に必要になります。

更に、モデルによりましては、付属に付いてきますネジの長さでは短くてフロントフェンダーを取付出来ない場合もございます。

コーダーブルームのクロスバイクの場合は、フロントフェンダー取付ネジが付属のネジでは短いので別に長めのネジを購入していただくようになります。

このように、メーカー、モデルによりましては愛用のクロスバイクにご自身でフェンダーを取り付ける時には現物合わせになってきますので、不安な方はお近くの自転車専門店にご相談されたほうが安心かと思います。

 

まとめ

クロスバイクでの通勤には、フェンダー(泥除け)があると雨が降ってきても安心ですよね。

通勤仕様でのフェンダー付きモデルにした場合、自転車全体のスタイルを気にされる方もいらっしゃいますが、思ったより崩れることもないですので私は「あり」だと思います。

 

今回コーダーブルームのレイル700・レイル700Aのフェンダー取付に使用した樹脂製前後セットモデルは下記商品です。

タイヤサイズ700×32Cまで対応ですが、32Cタイヤだとぎりぎりなので28Cタイヤまでなら可能

タイヤサイズ700×38Cまで対応でレイル700A(700×32C)には、こちらのほうがベストフィットする感じです。

 

投稿者プロフィール

小砂恵三
小砂恵三コスナサイクル店長
宮田工業(現在:ミヤタサイクル)での研修を得て、インショップ形式の自転車店の店長に就任。その後家業を継ぎ自転車のメンテナンス、販売に従事して35年以上。
自転車専門資格として「自転車安全整備士」「自転車技士」「スポーツBAA PLUS」「自転車組立整備士」などを保有。
現在はコーダブルームやパナソニックといったスポーツ自転車から電動アシスト自転車までを幅広くカバーするサイクルショップ、コスナサイクルを運営。