マウンテンバイクのタイヤも何年も使っていますと紫外線の影響でタイヤサイドかカサカサになって斜めに筋がいくつも入ったり、ひび割れが深くなったりしてしまいます。
もちろんタイヤトップ部分もすり減ってきますのでブレーキ制動力にも影響が出てきます。
タイヤは消耗品です。
自転車タイヤ交換を行う時は、タイヤだけでなくチューブも経年劣化しますので交換してください。
それとリム内側のリムテープも凹んでいたり、ニップル形状跡が付いたりしてきますのでこちらも一緒に交換をおすすめします。
タイヤ交換を行う前に、愛車のタイヤサイズの確認を忘れずに。
マウンテンバイクと言ってもタイヤサイズは色々あります。
26インチ、27.5インチ、29インチ、27.5+
タイヤサイズの確認は、タイヤサイドに印刷又は刻印されています。
また、タイヤの太さも確認できます。
タイヤ交換作業の最初として、タイヤを車体から取り外します。
まず初めに、画像のようなVブレーキ仕様の場合は、ブレーキアーチのフックからワイヤーケーブルを外します。
ディスクブレーキ仕様の場合、車輪を外したら必ずブレーキパッドスペーサーをパッドの間に挟んでください。
車輪を外します。
ワンポイントアドバイス
後輪を外す時はチェーンの位置はフロント&リアとも一番小さいギヤにチェーン位置を合わせておきます。
こうすることによりチェーンテンションも緩くなり後輪が外しやすくなります。
タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます。
車輪から古いタイヤとチューブを取り外しました。
この段階で、古いリムテープも一緒に取り外しましょう。
タイヤサイドに「ROTATING DIRECTION」と表記され矢印がある場合は、回転方向を指定していますのでタイヤの向きに注意してはめてください。
ワンポイントアドバイス
チューブに少しだけエアを入れ膨らましておくとタイヤに入れるときチューブの収まりがしやすいです。
リム穴に対して真っすぐなるようにチューブバルブ口を合わせます。
タイヤサイドに「シュワルベ イージーフィット」を塗布しておくとタイヤがはめなすくなります。
また、エアを入れた時のタイヤサイドも均一になり作業がとてもしやすいです。
シュワルベ 「イージーフィット」を使えば硬くて入れずらいタイヤがスムーズに!
タイヤを入れるときは、タイヤのロゴ位置も合わせておきましょう。
見た目も大事ですからね。
タイヤ内側へチューブを入れていきます。
この時先程チューブにエアを少し入れておきましたのでリムセンターにチューブが上手く収まりやすくなりますのでチューブが噛んでしまうのを防ぐ役目にもなります。
チューブをタイヤに入れ終わったら、タイヤをリムに手を使って左右均等にはめ込んでいきます。
バルブ口金付近が固くてタイヤが収まりにくい時は、シュワルベのクリップ式タイヤレバーを使うと便利ですよ。
おすすめ自転車タイヤレバー「シュワルベとパナレーサー」比較してみた
チューブ口金を手で持って上下に動かしてください。
この動作が上手くいかない時は、チューブがタイヤ内側で噛んでいる可能性が高いです。
もう一度タイヤを外してチューブ入れなおしてください。
タイヤサイドに必ずタイヤ指定空気圧が表示されていますのでその数値範囲内でエアを入れてください。
メーター付きフロアポンプで指定空気圧範囲にエアを入れます。
正しい自転車空気の入れ方 スポーツバイク編(クロスバイク・ロードバイク等)
車輪を車体に取付これでマウンテンバイクタイヤ交換作業の完了です。
マウンテンバイクのタイヤと言っても種類やサイズなど色々ありますので、自分に走りに合ったタイヤを選んでください。
使用されているリム幅にもよりますが、街中仕様でタイヤを細くするのも可能です。